薔薇抄 *Rose Show*
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オリエンタルラブストーリーかよ!とセルフつっこみするところから始めたいと思います。 でもね、なんか今回また13階のこと書こうとすると、旧譜からのフレーズも自然と出て来たりして なーんだバクチク昔っからゴスなんじゃーんvvと思ったりしました。つーか好きな世界が変わってない。 (お互いにね。)だから今回は、精神衛生上もとても良かったと思う訳ですよ。好きなことだけやれる ストレスレスな世界。いっそ健康的!ゴスだけどvていうかあれですね。ゴス…最初思ってたのと違くね?って かんじで、ライブ見る程ゴシックとか言うより俺は見せ物しかも上等さ、になってきて、当初より サーカス的?場末のキャバレーの…とかほんと見せ物小屋的な。演劇要素も満載で、ショーとしての完成度も高くなって来てるし、安っぽさはそんなに(わざと出してる時以外は)ないんだけど、常に如何わしさと 退廃の匂いとエロスが付きまとってて、なんせ素敵でした。ここまで語っといて「素敵」ってあーたと 自分でも思いますが、だって他に言葉が見つからないんだよ!でもその、表面上は平静を装ってるけど、 中ではものすごいことになってます今、とか、踊らずにはいられないんです、じっとしてるともう…みたいな感じで観てる会場の雰囲気も全部で今回のツアーだったと思いました。なんかその「魅せる」気迫に「観る」気迫の応酬的な緊張感がすごく心地よかったです。闇は居心地の良いものだから。
…で、なんでしたっけ?(笑) えーと…あとは、ああ、ライブで聴いたら好きになった!とかいう曲って皆様ありますよね? わたし今回アルバム全曲もともと大好きだったのですが、ライブで観たら「Cabaret」「道化師A」「Passion」「月蝕」どれもこれもが大好きに!ノリノリの今井さんとキレキレのあっちゃんを観るのが 大好きです。あと「DOLL」ね、初日とかあっちゃん全然動かなくて、踊らないし廻らないし揺れなかったんですよね。で、お人形の髪の毛鷲掴みにしてブラーンて片手で下げ持ってて。駆り立てるようなリズムの中、 棒立ちになった(40目前の)美貌の男が人形ぶら下げて一点を見つめたまま歌い続ける狂気、もなかなか 大好きでした。人形に愛を囁き、コルセットとティアラで飾って、一緒に薔薇バラになるまで踊ることを 夢みてるのは、きっとこういう男の人なんだろうなぁっていう…恐怖?(笑)ゾクゾクして大好きな世界 なんですが…やっぱり超踊ったら超楽しかった(笑)。恐ろしい程ぴったり合う我等のダンスにヒデも 目が点。電波じゃないよ!あんだけ黒い固まりが自分の視野で打点高く飛んでたら目が行くよ!(笑) …あれ?昨日アンコールくらいまで話進んでたのにだいぶ戻っちゃった(笑) まあ、そんなかんじでした(急展開だな!)。
ゆゆのおうちに総勢8人。本当にありがとう。みんな、ゆっくりお話してみたいなーという方々ばかり だったので、すんごい楽しみにしてたし、実際思ってた以上に楽しかった。どんな話してもついて来てくれる人がこの場に居る全員だって、すごいよね!地元の人が8人中1人しかいないってのもすごいと思いました(だから泊まってんだけど)。次はこうなるってわかっててビデヲとか観てる楽しさ。ていうかサバトの 今井さん、あっちゃんの足下にふらふら〜ぺたんって、酷いよ!!!その後、ハイ終了!撤収!!とばかりに 去って行く、満足げなお顔も! ああ、そう言えば今回のツアー、あんなに自分からあっちゃんに寄って行く今井さんを初めて観たツアーでもありましたね。もうきゅんきゅんだ! 翌朝目覚め、全員で支度。大部屋女優みたいでしたねアタクシたち。maiちゃんの手を大いに煩わせ、 わたしの異常に長くて多い髪を縦ロールにして頂いたvのに!!この日の魔王様のやる気は半端なかった。 雨すんげーの。すんげー雨。駅に着くまでに自慢の縦ロールが外人風ナチュラルウェーブに! 教訓:雨の日は巻かない。
会場入り。三階三列目、ど真ん中。こんなに上方からBUCK-TICKを観るのはすごく久しぶりだった。 ツアーの最終日にこの席、全部を見届けろというメッセージに違いない。それだけで胸が痛い。 こんな特等席を用意してくれた全てに感謝したい。ゆゆ、ありがとう。
ドラムロール。廻る傘。クラウンの賑やかな明るさと表裏一体の物悲しさ。照明の美しさ。クラウンの残酷さ。 手拍子。何を期待して?涙で目が霞む。もう分ってるから、知ってるから。 そして、幕が上がる。耳を劈く その時が来た。 だだ泣き。もういっそ、神々しいよあなたたち。そこに居るのね?今、居るのね?夜が今始まる。最後の夜が。 「Cabaret」でも、イントロで赤いスポットを浴びる今井さんがかっこ良過ぎて泣く。そしてあっちゃんは 歌ったんだ、2度、「今夜あなたにお会いできたの 本当に私は幸せ」と。更に、「この悦び こんな奇跡に 酔いしれて歌うわ」と。幸せなのも酔いしれてるのもこっちだよ!もうどうにもならないほど、どうしても 涙が止まらなくて、今日はもう駄目だと思った(笑)キッチェが頭を撫でてくれる。おかーちゃんたら全く、 てんで駄目でごめんね。しかし、異人の夜でちょっと落ち着く(笑)。そしてサファイアでノリノリ(笑)ALIVE超盛り上がり。←ちょっとブームだったから。歩けるだろう!活用し易過ぎ。そしてここでやっと 完成してきた観のあるCLOWN LOVES Senoritaを安定した気持ちで眺め、Goblin!!!! ひーくんお靴脱げた!! 靴は右から履く!もう大暴れ。最高、あなた最高。どーでもいいですけど、dadada…のあっちゃん、お顔 怖いですヨネ(コソリ)。Tihgt Ropeはメンバー全員楽しそうなのでうれしい。この曲、なんで今回 レギュラーメニュー?とか思っちゃって、空中ブランコ=サーカス繋がり!と気付くのに2、3公演を 要しました。すみません頓知の利かないファンで。ほんとに。誘惑の双方譲らないギター合戦(笑)、 キラメキの敦司独壇場と、今井さんのにゃんこのような手つき、名場面ばっかりですよほんと。道化師Aの 櫻井氏のステッキ使いも絶好調。体得。本当に素敵。やだな、全曲分書く気はなかったのに、思い出すことも思い入れもいっぱいあるよ。えーと、Passion。素敵でした。ついにここまで来ましたかってかんじ。 前日サバト観てただけに!(笑)ベッキーが同じフレームにいると今井さんは王子様に見える(キラキラ)!でも誰よりも色っぽい。なんでなの?DOLL、お人形引っ掴んで階段駆け上がるあっちゃんが大好きだったわ(笑)。もう観れないのね…。そしてこの日が最後とばかり踊るアタクシたち。素敵だよモナ・ムール!この練習したかのような揃いっぷりはどうしたことか。気持ちいいけど気持ち悪いよ(笑)。ほんと三階席で 良かったね。月蝕は司祭様と化す櫻井さんのR指定入りそうな目つきとプレイ、その信徒か祈祷師かという 今井さんのプリミティブな(笑)ダンス、見納めだというのに最後、あっちゃん真ん中にいてくれない!酷い! seraphimは、虫のことかな、って思って(笑)ってあーた!そんな六枚の羽根を見せつけておいて しらを切りますかっ?!そのつれなさを含めて天使ですよあなたは。なんて美しい。そしてなんて…エロい。 あっちゃんの空間を愛おしむ「サヨナラだ」が、あまりにせつないので、このツアー中一回も手を振り返すことができませんでした。なんかアレですね。カラーなかったですね。お花とあつし、大好きなのに。 そしてmona lisa。はあ…。モナリザね。…モナリザ…。なんでこんな歌詞なの?そんで絶対あっちゃんも 今井さんもこれ超お気にだよね?なんなのあなたたち。なんで…。酷い。今井さんはね、何を思ってこういうこと書くですか?!あっちゃんが歌うこと想定してますよね?初めから知っていたはずさ!今井さんと、 ほんの50センチにも満たない近距離でソファにうずくまり、壊れたリズムを取り続けて、自分を擦りながら 歌うあっちゃん。こんなに近いのに、どうしてこんなにも別世界に見えるんだ! そこに居るのか?触っていてくれ。もう2度と逢えないんだ。汚れているかおかしいかそれでも構わないか? こんなに傍に居るのに。泣けて泣けて仕方ないのはわたしの電波のせいですが、あまりにもドラマティックで 苦しい。この日のモナリザは、ゆゆも隣に居るし、前日はタナトスだったし、もう逃げ場がなくて覚悟してたけど(笑)とてもとても辛かった。すんごい単純だからねわたし、曲の物語性に嵌って抜けられなくなる。 もう駄目。と思ってたけど、夢魔で復活(笑)。すんごい元気。だって踊らないと勿体ないじゃん?そして 大団円。壮大!アンコールも本気で。最初から最後まで本気で。本当に心の底からもう一度!と願う。 ノクターン、こーれもまた、ねえ?まあこの曲については以前も散々語ったので良いです。せつないね。でも今井さんのあのステップ(笑)。だいなしーvvvでも救われるー(笑)。ああ。そして…die。イントロ前の ノイズの段階で泣くからわたし。ぶわってもう涙が勝手に。広げられない、両手。そんなことしたら倒れる。 追加の名古屋が終わって、どっかから情報を得たらしいnejiくんに「名古屋でROSAの好きな曲やったらしいじゃん?」と言われ、「え?好きな曲?あり過ぎて解んないよどれ?何?」とか言って、「ホラ、darkerの」「キラメキ前からやってんじゃん。あ?ああ、die?die好きだけど今他にも好きな曲いっぱいあり過ぎて そんなに」とかしっつれい極まりないこと言っておきながら、NHKでも大阪でも、無条件降伏。全っ然駄目。 この歌詞秀逸。ここでお別れしようよ 悲しいことは何もないはず 楽しい夢は終わる まぶたを閉じて 永久を感じて 僕は突き抜ける。さよなら。大好きだよ。こんなに大好きでしたごめんなさい。 悪の華も大好きです。…わたし幸せなファンだね…(笑)。最後だから弾けさせてくれるようにとの選曲で ありながら、メンバー自身も弾けちゃいたいんだろうな、と。当時はあのアルバム、ゴスだと思ってたのになーとか(笑)。BUCK-TICKに赤い照明はなんて良く似合うんでしょうね?ああ、今夜も血に塗れたい。 去って行ってしまうメンバーを見送り、またしても本気のアンコール。やだよ終わっちゃうよーって 泣きながら(子供かっ!)。出て来てくれた時の喜びと、絶望感。後2曲しかない。別れを惜しんで、と あっちゃんは言った。あの人こそがこのツアーを終わらせたくなかったんだよねきっと。 そして最後の場面が今始まる。 ああ こんなに麗しい。がびーーーーん。名曲すぎー!!!何回覚悟しても別れは辛い。跡形も無く消えてゆく。 終わりがあるから美しいんだよねって、かつての名言を何度でも呼び起こす。慰めになるからね。 大フィナーレのDIABOLO。ステージ所狭しでオールスター夢の競演。情報量多過ぎてクラクラ。こういう時は櫻井今井に全ピントを絞り込む潔い我。大成功。遂に一座の終幕を見た。愛しくて愛しくて胸が痛い。 涙が出る。そして心から楽しかった。泣き笑い狂い咲き息を止め燃え尽きた。 WHO'S CLOWN?を見届けながら、主をなくした玉座を思う。あなたは誰、ねぇ誰なの そこに彼が座る日はもう来ない。
ああ、全部書いちゃった。すごーく時間かかっちゃった。でも書いておく。 帰りの新幹線もすーごく楽しかったよ。あんまりにあんまりな内容だから書けないけど(笑)。 合い言葉は「今井が好き」。これにて失敬!
BUCK-TICKを好きで本当に幸せだと思いました。 BUCK-TICKがいつもしあわせでいてくれますように。 どうもありがとう。 あなたに。
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