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2006年09月08日(金) 小躍り

 メールを貰った。
 一瞬首を傾げて、それから吃驚して、なんだかニヤニヤして、小躍りした。すごく嬉しかった。
 最近人との出会いやコミュニケーションが増えていて、そういうのがすごく嬉しい。

 己は他人に依存して生きているということを自覚している。誰かと繋がっていないと不安で寂しくてたまらない。慣れればそれも何でもないことになるのだが、大学時代の真綿に包まれたようなあの空気に馴染んでしまってからはそれが辛くて辛くて仕方なかった。
 メールや電話を待ってしまったり、会いたいと思ってしまったり、そういうことが今でもある。SNSもほとんど中毒になってしまっているのを考えると、己は本当に距離のとり方が下手なのだなと失笑する。
 意識的に他人と距離をとる。誰のことも特別に好きではない。積極的に動かないで、受身でいる。そう言い聞かせて言い聞かせてようやく己は立っている。

 誰に向けるでもなく、でも誰かに向けて、書いていた文章。己の感情の鬱々とした部分。喜びよりも悲しみや怒りに塗りつぶされた文章。
 それでも、「読んでいる」と、「好きだ」と、そう言ってもらえたことがとても嬉しかった。


yue |MAIL

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