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2005年06月07日(火) 一日四食

 案の定、己は彼と寝た。拒まれないと分かっているのに、求めないわけなど無いのだ。分かっていた。当然のように、彼を抱いた。

 己は、彼と別れた。でも、会ったらキスをして、抱き締めて、セックスをして、普通の恋人同士のように過ごす。
 傍から見たら、己は彼をキープしているといわれるのだろう。[そうやって結婚する気も無いのに、あいつを縛って、あいつの一生を台無しにする気か。]彼の友人がそう云いそうな気がする。己もそう思わなくは無い。
 己は彼を好きで大好きで、でも恋人同士でいるのは辛すぎる。会えば、変わらずに恋しくて愛しくて、抱き締めて抱き締められて、キスしたいと思う。

 大好き。でも恋人でいるのは辛くて。それは我侭だろうけど、己の情欲は貴方一人では足りないのだ。己がこの煩悩から解き放たれた時には一緒になれるのかもしれない。
 大好きな貴方。貴方の家族になりたいと思った事は、決して嘘じゃない。今でも夢見ている。


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