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2005年04月15日(金) |
心と身体/欲求と満足と空虚 |
身体が満足すると、心はむしろ置き去りにされたように空しさが募る。 身体の熱が引いていくと、訳の分からない熱に浮かされて涙が出る。 誰か、この胸の奥に開いた穴をふさいでくれ。重く冷たい水が流れ込むこの穴を何とかしてふさいで。 こればっかりは望んで自力で手に入るものじゃない。
途中で止められると辛いのは何も男だけではないのだと、彼らの胸にナイフのように突き刺してやりたい。馬鹿野郎ども。 魅力、無いですか? と言った少年のような声を思い出す度に、その喉を締め上げたくなる。結果を分かっていながら誘いをかけてしまう、誘いに乗ってしまう己自身、こんな自分こそが一番の馬鹿野郎。
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