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2005年02月13日(日) 呼んでくれないか

 気持ち悪い。寒気がする。足元から這い上がってくるこの不快感。胸が詰まって泣きたくなるような感触。じわじわと絞め殺されるのにも似た苦痛。
 「わかってる」。この苦しさは己の、己自身の所為なのだ。「わかってるって」。己のこの馬鹿さ加減、ただそれだけの所為。


 憎んだり恨んだりそんなことすべて己の勝手。苦しさも悲しさも全部己の勝手な感情。それでも苦しいものは苦しいし、憎みたくなる。それすべて己の所為なのに。
 こんなのは嫌なのだ。そんな自分は好きではない。
 自己愛は強い方だと認識している。自分以上に他人を愛する事などないだろう。それでもそれと同じくらいこんな自分が嫌いだと思うことがある。すべてかなぐり捨ててしまいたいと思うことがある。


 誰か呼んでくれないか。己を必要としてくれないか。それだけで己は此処に立っている意味を、己の存在の意味を見出せるから。
 誰か呼んでくれないか。


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