あまり感慨は無い。 この一年はあまりにも短く、無為のままに過ぎていってしまった。失った時間も、命も、人も、物も、何もかも取り戻せない。 それでも次の日に希望を託そう。少なくとも今日のこの日だけでも、己は明日を見なければならない。 きっと己が奪った命の為に、生きなければならない。