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2003年06月04日(水) ルサンチマン

 己の中に確たるものが無いことが本当に苦しい。
 己の中に言葉が無いことが本当にもどかしい。


 話をしないか、と云われて車に乗った。雨の降る夜の駐車場。何の話かと思ったら、注意されたと。そう、頼んだんだ。何故彼女なのかって、何故彼女じゃいけないんだ。彼女以外の誰、誰だったらいいんだ。己の中に感情だけがぐるぐると渦巻いてそれなのにまともな言葉一つ出てこない。己は嫌われたくないんだ。己は見捨てられたくないんだ。だから…
 彼の意外な程の幼さ、自分中心さに不信感を抱く。君はそれでもいいかもしれないけれど、友人ってそういうものなのか、友人って相手の状況も考えずに遊びに誘うことなのか、そういうものなのか。
 大事だと思ってるなら気に入っているというのなら少しは考えろよ。

 嫉妬にまみれた。


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