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2002年05月10日(金) |
sacrifices |
食べ物を貰うという行為は何となく懐かしい。母親を思い出させる。 母親のあの甘さ。常に「味方」であるという確信。刷り込まれたものでしかなくとも、逆らうことなど出来ない。
怒らないのは怒ることさえも出来ないということ。貴女の腕を放したくないということ。貴女の腕を解くのが恐ろしくて淋しくて堪らないということ。 何処へも行かないでほしいと願う。その儚さを嘲笑しながら、その愚かさを哀れみながら、それでも願わずにはいられない。
誰よりも幸福なふりをさせて。
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