さくら猫&光にゃん氏の『にゃん氏物語』
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2002年10月29日(火) |
にゃん氏物語 桐壺01(きりつぼ) |
光にゃん氏訳 源氏物語 桐壺01
どの天皇様の御代であったか 女御とか更衣とかいわれる後宮がおおぜいいた中に 最上の貴族出身ではないが深い御寵愛を得ている人があった…
宮中に来る人は自分が1番だと自信に満ちてくる あるいは親戚のコネで来た人ばかりなので皆 負けられない だから彼女は皆から嫉妬されたり妬まれた
そんな嫉妬や妬み いやがらせのせいもあってか体が弱くなってきた
その事が かえって体を心配する帝の心を奪った 帝を彼女から引き離そうとすれば帝は正気でなくなる そうなっては一大事なので このことは暗黙の了解 誰も口出しできず 見て見ぬ振りをしていた
彼女は嫉妬や妬みで 体は押しつぶされそうであったけれども 帝の愛が深かったので それを頼りに生きてゆけた
帝と彼女の愛は運命だったのでしょう またもないような美しい皇子が彼女から生まれました
さくら猫にゃん
今日のはどう?
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