2017年05月13日(土) |
さいたま芸術劇場でのチェロリサイタル |
招待券の当たった「さいたま芸術劇場」でのチェロリサイタルを聞いてきました。さいたま芸術劇場は自宅のある武蔵浦和から近いので、2時開演には1時過ぎの電車で十分間に合うだろうと電車にのりました。その直後「池袋駅で人身事故発生、埼京線は全線運転停止。再開は1時40分頃」との車内アナウンスが流れました。
妻がスマホで代替交通手段を探してくれたのでそれに従って会場に向かいました。まず武蔵野線で「南浦和」に行きそこで京浜東北線に乗り換えて「北浦和」に行きました。北浦和では丁度1時35分の「さいたま新都心行き」のバスがあり、そのバスに乗って「さいたま芸術劇場」近くのバス停まで行きました。無事リサイタル開演には間に合いました。(開演は15分遅れました)
山崎伸子チェロリサイタル 山崎伸子(チェロ)、加藤洋之(ピアノ) ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番 イ長調 作品69 マルティヌー:チェロ・ソナタ第1番 H.277 武満 徹:オリオン ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 作品65 【アンコール】ラフマニノフ:《ヴォカリーズ》
ソナタ3曲に「武満サウンド」という玄人向けの選曲でした。山崎さんのチェロは高度に安定したテクニックと優しく時には激しいサウンドでさいたまの聴衆にチェロ音楽のの美しさを伝えていたと思います。ただ、伴奏のピアノが共鳴版を一杯に開け、ガンガン伴奏される場面ではチェロの音を凌駕してしまう場面が何カ所かあり、会場の広さ・山崎さんの音量・ピアノの共鳴版の開け方に細心の配慮が必要だったと思いました。
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