KENの日記
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2004年01月09日(金) 最後のお別れ

今日はコロンボ最後の金曜日。昼食はお世話になった「銀行」の方を招待して「お別れ会」。夕食はスリランカテレコムの有志の方々主催による夕食会でした。そして、その合間をぬってお世話になったエリクソン社にご挨拶にいき、その後チェロの師匠の「ドュッシー先生」の家に挨拶に行ってきました。

昼食会については、前から秘書を通じて各銀行関係者にアポを取っていました。会食の場所は宿舎にごく近いインド料理の「ロハンレストラン」。銀行の方には、二年間大変お世話になったので、いい「お別れ会」ができたと思います。最後の最後まで仕事を用意しておいてくれた「SCB」さんともお別れをすることができました。今日のロハンレストランのカレーは、相変わらず容赦ない辛さでした。スリランカ人の銀行員の方には、リーズナブルとのことでしたが日本人の私達夫婦とSLTCEOには少し辛すぎました。

昼食後、ハベロックロードのヌゲゴダにあるエリクソン社へ、お別れの挨拶に行き、その足で「コッテ」にあるの「ドユッシー師匠」の家に向かいました。エリクソン社とは子会社モビテル社のGSMサービスでお世話になりました。2003年春ストックホルムに行ったのも、GSM設備の購入資金借り入れの根回しに行ったのでした。

「ドュッシー先生」のお宅では、8日(昨日)に行われたコンサートの話に花が咲きました。というのもソプラノ独唱会のピアノ伴奏をした「サンダリーさん」の伴奏がとても見事だったからです。いっしょに聞いた妻もびっくりしていました。サンダリーさんはSOS(シンフォニー・オーケストラ・オブ・スリランカ)でセカンドバイオリンの主席をされている方です。華奢な身体付をしているのですが、コンサートの最初から最後まで、緊張の途切れない、心のこもった素晴らしいピアノ伴奏を披露されました。ドュッシー先生の話しでは、二月のSOSのコンサートでグリークのピアノ協奏曲を弾くことになっているのだそうです。グリーグというとリパッティの流れるような素晴らしい演奏が思い出されるのですがサンダリーさんはどのように弾くのか楽しみです。(聞くことは出来ませんが)

この日、ドユッシー師匠からコロンボトリオのCD二枚借りてきて、コピーしてから返すことにしました。この後、一旦宿舎に帰り、ゴールロードのスリランカ料理店に会社最後の送別会に出かけました。皆さんから感謝の言葉を刻した「プラック」を頂いて感激しました。




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