昨日のウィクレメシンヘ首相の帰国パレードは大変だったようです。朝8時にカトナヤケの空港に着いた後に、空港で短い演説をし、それからコロンボに出発しました。空港からコロンボ市内までは30Km弱で車で順調に走れば1時間でつく距離なのです。ところが昼になってもコロンボに着かない。夜になってもコロンボに着かないのです。
沿道の所々で支持者が推し掛け車を取り囲んでしまうので、車はノロノロでしか走れなかったようです。結局夜遅くなってコロンボに着いたようです。
でもこの首相歓迎のムードは、完全に首相優位の印象を与えたみたいです。大統領派(PA、JVP、SLMC)の発言はだんだん元気がなくなってきています。
今日は11月の満月(ポヤ)で休日。土曜・日曜の2日間に水面下でどんな調整がなされるのか見物です。大統領の反乱が尻すぼみで終わってしまえば、大統領の発言力大幅低下は間違いありません。週明けに、具体的には「一次閉会された」国会の再開が焦点になります。
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