KENの日記
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2003年10月29日(水) ラマダン

この10月27日からイスラム教信者のラマダンの月が始まりました。この日はイスラム暦の新月にあたり、ラマダンは次の新月まで続きます。ラマダン月の断食はモハメッドがイスラム教信者の求めた五つの行いの一つです。


1、コーランの教えに従うこと。
2、一日に五回祈ること。
3、精神的な修行、罪を償うためにラマダン月「断食」すること
4、貧しい人、病人のためにお金をだすこと。
5、聖なるメッカに巡礼すること。


ラマダンはイスラム宗教上イスラム教徒が、肉体的な苦痛を自らに課すことによって、宗教に没頭しあるいは罪を償う期間なのです。従ってイスラムの精神が高揚・純化する時期でもあるのです。


ラマダンの一箇月の間は「日の出」から「日の入り」までの間「断食」をするのです。それこそ水も飲んではいけないのです。食事は日の出前と夜間に取ることになります。モハメッドの教えは次のようになっています。


「ラマダンの間、信者は特に朝早く起きてアラーに祈りを捧げなくてはなりません。そして信者に幸福が来るようにこの間「Sehri」を食べるようにしなさい。」夜明けの食事を「Sehri」、夜の食事は「Ifthari」といいます。


幸い、この時期は北半球では秋・冬にあたり、昼の長さが短くなるので「断食」時間は短くて住みます。コロンボは夜は6時ごろ暗くなり、朝は6時30分ごろ明るくなります。6月ごろの日の長い時期にラマダンがあったら大変です。


(職場のイスラム教徒のファーティマさんに聞いたところ、朝4時56分から夜6時30分までの間、一切の食べのもの。飲み物を取らないのとのこと。)


宿舎の近くにイスラム信徒の方が多く住んでいる地区があり、モスクも二つあるのです。この時期、夜明け前に「祈り」をガンガン流しています。すこし迷惑です。




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