2009年05月30日(土) |
資産運用について(※追記) |
サブプライム問題以降、株を初めとする金融商品の下落が話題になり
リーマンショックで完全にバブルが弾けたわけだけど、
その時逆に今がチャンスでは?という風潮があり新規に金融商品に手を出
し始めた人も多いのではないでしょうか。俺がまさにその口です。
20代の頃、資産運用なんて全く興味がありませんでした。
貯金は毎月していましたが、定期を組むとか利率なんて考えもしていませ
んでした。老後のビジョンもなく、まあ近い将来のことは少しは考えなが
ら生きていたけれど、人生としては漠然としたものでした。
それが30代になり、仕事の行く先に不安を覚え、体も疲れが取れにくく
なったりして、このままではいけないなと考えるようになりました。
そして昨年の12月。銀行の定期預金の利率を調べたり証券会社の口座を
作ったりしたのです。
資産運用に関してまず自分で決めたルールは、
「元本保証のある貯蓄に9割、元本保証のない投資に1割」
です。
30代の投資スタイルとしては保守的ですが、元来、習うより慣れろ的な
行動スタイルなのでちょうど良いと思いました。
そして、まず株に手を出そうとしました。
しかし、資金の1割ということは1000万あったとして100万程度し
か使えません。株も銘柄によって価額はピン切りですが、電力などのディ
フェンシブ株をいくつか持ちつつ、ハイリターンがありそうな株も買いた
いと考えていたため、使える資金的に厳しいものがありました。
さらに株は取引時間が短く平日の朝、昼がメインです。
当時仕事をしていたのでリアルタイムで張り付くのは無理です。
そして情報収集も思っていたより大変だと知りました。
よってメインの投資対象にすることは諦めました。
(安い銘柄を100株ほど買って、現在含み益は一応出ていますが)
投資信託も考えました。しかし信託報酬を取られたりでリターンはたいして
期待できず、長期で成果を上げている商品は少ないです。
基本毎日のチェックはいらず、放っておけるのは楽ですが、自由性には
欠け面白みがないところも興味を惹かれませんでした。
これも株と同様に少額投資してますが、メインの投資対象とはしませんで
した。
(現在元本の9%ほどプラスです。といっても元本2万w)
次に考えたのがFXです。
FXはレバレッジを効かすことによりハイリターンが望め
土日以外24時間取引できることが魅力でした。
最低限の知識を得て、とりあえずやってみようと実践に入りました。
初めファンダメンタルズはGDPくらいしか気にせず、
テクニカルは移動平均線くらいしか知りませんでした。
通貨ペアも適当に何にでも手を出していました。
それでも最初の2ヵ月はビギナーズラックでそれなりに結果を出せました。
しかし、次の2か月はロスカットを1回くらい、大幅な損切りも1回あり
ました。
そこで5ヵ月目はドル円に絞って取引、6ヵ月目は豪ドル円に絞って取引
しました。テクニカルも以前よりは勉強しました。
個人的な感想としてはドル円はボラティリティは小さいのですがトレンド
が読みにくいです。豪ドルはトレンドが比較的読みやすくボラティリティ
も自分には合っている感じでした。まあ、クロス円はドル円の影響を受ける
ので単純に分けては考えられないのですが。
実効レバレッジは基本5倍までで抑えるようにしました。
これでトレンドに乗れている場合損切り幅を広くしても精神的に余裕が出
るようになりました。ただ、逆張りの場合早目の損切りをします。
ファンダメンタルでは指標前はできるだけポジは取らないようにしました。
証拠金に対して月10%の利益を目標にしているのですが、
今月は15%利益を出せました。
来月も豪ドル円のみでポジションを取ろうと思います。
資産がもう少し増えたら、他通貨ペアもからませてのヘッジも考えていま
す。
FXは誰でも簡単に始められますが、利益を出しているのは1割と言われて
います。今後まず1年退場せずにやれたらなーと思っています。
まあ元本回復ゲームの途中なわけだけどw
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