ゼロの視点
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2007年09月25日(火) 腰痛

 先週はずうっと風邪をひいていたので、極力外出を控え、家でじいっとしている日々だった。そのおかげか、先週の終わりには、風邪はほぼ完治したのだが、あまりにも家で《じいっと》しすぎていたのが原因で、腰痛になってしまったっ!。そんなバカな・・・・・・・・・・・・っ(涙)。

 ほぼ生まれて初めて・・・、の腰痛体験。これは、スゴイ。動けん・・・・・。ぎっくり腰ではないのが救いだが、それでもかなりキツイ。ちょっと動くたびに《アイタタタタタ・・・》だのなんだのと、すっかり気分はばあさん。朝から晩まで《アイタタタタタ・・・》と私が言っているので、夫もこのフレーズを覚えてしまい、オウムのように真似するようになってしまった。が、むしろ「あたたたた・・・」と夫は元気よく発音するので、北斗の拳のケンシロウのようにも聞こえるのが不思議だ。

 それにしても、日本に帰る直前に体調を壊すのは、今回が初めてではない・・・。2005年の秋の里帰りの時も、出発1週間前に突然の高熱に襲われ、大変な目にあったことがあった。普段は発熱とは無縁な生活をしていた私なので、42度の熱には、さすがにビックリ。

 42度発熱したまま、ネットで、《42度を超えた場合は、脳にもダメージがある》とかなんとかいう文章を発見して、妙にファンキーな気分になったものだった。高熱すぎて医者にも出向けなかったので、何度も医者に往診してもらったものの、原因はわからず、日数だけが無駄に経っていった。

 弛緩熱という、熱が上がったり下がったり一定の状況ではない熱の出方をしていた私。突如、強烈な震えが襲ってくる。《わざとやってんの?》ぐらいナ勢いで身体ガタガタと震えだし、その振るえが消えた頃には42度になっている・・、というわけだ。あまりにも、急激に発熱するので、強烈な寒気が伴うのらしいのだが・・・。

 あまりにも私がガタガタするので、ベットが一緒に音をたてて揺れるほど。オカルト映画のような雰囲気に、夫の腰がひけてきているのが感じられる。発熱に無縁だった私は、昔から色々な人に、高熱になると天井が回っていたとか、世界がゆがんでみえたとか、色々なイメージを聞かされていたのだが、実際に自分がその状態に陥ってみると、別に何も変わらなかったので、ガックリ。

 そしてようやく歩ける時間をみつけて近所の医者に出かけたところ、その医者が私の身体を丹念に触診した結果、ちょっと腎臓部分が腫れているのを発見、そして、この症状が《急性腎盂腎炎》であることを見抜いた。そして、この症状に効く薬を処方してくれ、みるみるうちに熱はさがり、飛行機に乗る数時間前になんとか外出できるようになったわけだった。これぞ、本当にギリギリセーフ。

 あさっての夜には、私は飛行機の中なのだが、今のままだとヤバイ・・・・。なんせ腰だからなぁ・・、この状態で、あの狭いエコノミーに座り続けたら、成田に到着した頃には、完全に動けなくなっていそうで怖い・・・・・(号泣)。ということで、これから、いつもの医者に診てもらってくることにした。困った時の、痛み止めとかわんさか処方してもらおうと思っている。

 飛行機に乗れるか否かを杞憂しながら、熟睡していた私は、日本で友人・知人と、会う人全員に《腰痛が酷くて・・・》と大げさに吹聴しまくって、皆の同情を買うようなことをやっている夢をみた。あまりにもリアルだったので、目が覚めたときに、まだ自分がパリの家にいるのが信じられなかったほど。

 それにしても、日本に到着したら、あっという間に治っている・・・、なんてこともありそうだ・・・。私は、非常にダイレクトな性格ゆえ、嫌なことなどがあるとそれがすぐに顔にでるし、言葉なっても出てくる(主張&抗議)。それでもダメな時は、身体に出てくることがある。学校へ行きたくないからお腹が痛くなる・・・、というような・・・(汗)。ま、ようするにガキなんだろうけれど・・・・。

  ゆえに、きっと、この期間に、潜在意識下でどうしてもやりたくないことがあるんだと、私は私を推察している(笑)。今、やらないといけないようなことはたくさんあるのだが、だからといって、やらなくともなんとかなるのだろう・・、きっと、と、適当に考えている。私がいなくとも、世界は回っているわけだし、出発ギリギリまで寝たきりでいようかな・・、と。ということで、私はこれから、腰痛を抱える人独特の、妙ながに股歩きで、ヨロヨロと医者に行ってきま〜す。


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