ゼロの視点
DiaryINDEXpastwill


2004年06月02日(水) 習慣

 昨日中に、再び母のかかりつけの病院へ出向いて、担当医が準備しておいてくれた書類を受け取りに行くことになっていたのだが、“雨だったため”出かけるのが面倒になり・・・・。

 というわけで、本日でかける。今回は、一人で気ままに。さっさと病院へ付いて用事を済ませ、学生時代からのお気に入り大型本屋へ出向く。途中、昔、必ずこの本屋で本を大量に購入したあと、家に戻る前に立ち寄る喫茶店も健在だったのを確認。なんだかホッとする。

 それにしても、この本屋に足を踏み入れると、簡単に数時間経ってしまう。おまけに楽譜も置いてあるから、もう大変。時間もヤバイが、財布はもっとヤバイ。

 数時間後に、両手に本をかかえて電車に乗り込む自分の姿がフッと浮かんでくる。


 で、思ったとおりに数時間後にたくさんの書籍を抱えて、昔なごんだ喫茶店の椅子に座っている私。ここで、購入した本をパラパラと眺めないと、どうも電車に乗れない体質はやはり変わっていなかったようだ・・・。

 本を片手に、アイスコーヒーなどという、フランスではなかなかお目にかからない飲み物をストローでチューチュー。ほとんどアイスコーヒーがなくなっても、解けた氷でグラスの底に溜まる水分があるので、それをジュルジュル。ああ、懐かしい、この無駄な時間の使い方っ。

 せっかく払ったアイスコーヒー代、というより場所代・・・・。長くいたほうが・・・、と思っていた時に、自分が購入した楽譜を手に取る私。ずうっと欲しかった楽譜だったので、それを見ているうちに音楽がアタマに流れ出し、指も自然に動いてくる。こんなことをやっていると、早く家に帰って、近所迷惑になる時間前に、サラッとこの曲を試し弾きしたくなってくる。

 もうちょっといたい、が、家に帰ってピアノ弾きたい・・・・。


 と考えあぐねた結果、結局電車に飛び乗って家に戻ってしまった・・・・(汗)。よく、考えれば、これも昔の習慣だったりする。うーーん、人間、変わらない、というか変われないのか?!?!?!。


 帰宅後、いちおう満足するまでピアノを弾く。プロコフィエフのピアノソナタ第7番。まだまだ練習しないとだめなんだが・・・。


 夕食後の午後10時、小学校1年からの幼なじみY嬢がやってくる。6歳の終わりから知っている仲ゆえ、よく勘定すれば、ほぼ30年の付き合いということになる。
 
 Y嬢は仕事が忙しくて、なかなか実家に戻ってこられなかったのだが、今週は仕事をセーブしたとのことで、やってきてくれた。その“仕事”とは・・・・、パチスロ。彼と一緒に驚異的に稼ぎまくってもう数年。かなりその世界でも有名になってきているようだ。以前は、某巨大掲示板でも話題になってしまったらしい(笑)。

 彼女たちがあまりにも稼ぐので、サクラだと思われていることも多々あるようだ。また、パチスロの世界は若いので、30代のカップルが活躍しているのも珍しいらしい。

 Y嬢とは、ひたすらバカ話を二人でしているうちに朝の8時になっていた・・・・。これも習慣だったりする。


Zero |BBSHomePage

My追加