ゼロの視点
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2004年05月24日(月) 居酒屋

 昨日の晩は、結局なんとか幼馴染M嬢と近所のファミレスで二人っきりで色々話した後、我が実家に一緒に彼女もやってきて、母を交えて団欒。

 さすがに私とM嬢は小学校からの付き合いなので、我が母とのこともよく知っている。わしらの会話に参加してくる母の姿をみて、M嬢は“ゼロが言うほどボケてないじゃん”と言ってくれるのだが・・・・・。

 M嬢の母親は、ケースワーカーなので近々相談に行かせてもらうことにした。いい病院の紹介など期待できそうである。


 さて、本日の午後は再び母と一緒に病院へ。脳外科部長との話し合いだ。先週と同じく、母のMRIの脳写真をみながらの会談。あくまで脳外科の話なので、精神科医的な話は望めないのはわかっていたが、彼曰く、母の脳の状態で、それを使わずに過ごすことは“脳に対して失礼”とのことだった。思わず、私が思っていることを違った表現で医者が述べてくれたので、笑ってしまった。

 が、ますます脳自体に問題がないのであれば、他の可能性・・・・、つまりは鬱病が浮上してくる。

 脳外科部長との話し合いが終わり、今度は作業療法士との検査。つまりは知能テストなのだが、母はなかなか答えられない。というより、答える努力をしないように私には見える。すぐ諦めてしまって、“わかりません”とぃう母・・・・。

 作業療法士も、母がすぐ諦めてしまうことに気がつく。なので、私なりの母を観察してきた感想を述べてみる。痴呆というより、鬱病の可能性もあるかもしれない、と30分くらい延々と自分の見解を述べると、作業療法士も早急に今回のテストの結果をまとめて、脳外科部長と話し合い、来週また特別にアポイントを取れるように手配してれた。

 
 さて病院のあと、大学時代の友人Y嬢と待ち合わせ。彼女は本日と明日は休暇なので、ここで落ち合ってから一緒に私の実家に向かい、今晩は我が実家に一泊することになっている。

 Y嬢の母君は、2002年の12月に脳梗塞の発作を起こし、以後言語療法士の世話になっている。また脳梗塞の再発を防ぐために食事療法だのなんだのと、家族全員で色々な試みをして現在に至ってもいる。

 そんなわけで、以前とは違ってきてしまった“母”という対象に関しての、付き合い方においては、Y嬢は私の先輩でもあるのだ。なんとも頼もしい存在とでもいえようか・・・。

 3人で実家に戻ってくる最中に、Y嬢と母は妙に意気投合している(笑)。予想はしていたものの、どこかこの2人には共通点があるようだ。なので母も活き活きとしてY嬢と話している。ただ、“てめえ、調子に乗るんじゃねえよ”と母に言いたくなる自分もあったのだが・・・・。

 家に戻ってから、3人で我が家から徒歩5分のところにある居酒屋へ。先週の土曜日に高校時代からの親友M嬢と一緒に初体験した近所の居酒屋。これは同時に我が母初めての居酒屋体験でもあったりする。

 そして今晩は、母にとって人生で2回目の居酒屋体験。どうもご飯類ときちんととらないと食事をとった気がしないらしい母。つまみながら、酒をチビチビ・・・、ということが苦手らしい(笑)。なので、この居酒屋唯一のメニューだった“丼モノ”を母ように注文してみると、彼女は妙に落ち着きだした。

 母は丼モノを平らげ、生ビールを一杯のんだら、すっかり眠くなってしまったようで、先に帰っていった。以後、昔のようにY嬢と延々と酒のみながらお喋り。

 住宅街にある居酒屋ゆえ、どんな客が来るのか非常に興味があったので、色々と店主にインタビューしてみた。駅前にあるわけでもなく、なかなか固定客というものができそうでできないらしい。また、いつ繁盛するかというのがなかなか検討がつかないらしい。

 今日は店を閉めようか・・・、と思うと突然午前0時すぎに人がやってきたり、こんなこともあるから、ずうっと店を開けておこうか・・・、と思うと誰も来なかったり・・・、なかなか大変そうだった。

 で、気がついたら、わしらが店主の人生相談をしている感じになってしまっていた(笑)。

 午前1時すぎに居酒屋を出て、すぐ隣にある24時間営業のコンビニにY嬢と出向いて、しばし店内をブラブラした後、家にもどり、またまたお喋り。わしらが就寝したのは、午前4時近くになっていた。

 


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