ゼロの視点
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2004年01月08日(木) 義弟

 義弟と二人っきりで仲良く我が家でランチ。義弟は我が家から近いところで働いている。そんなわけで、たまにこうやってフラッと立ち寄るのだ。以前は、必ず夫がいる時間帯に来ていたが、最近は、私ひとりの時でもひょっこりやってくるようになった。

 義弟は、3歳違いの兄である私の夫とは性格が正反対。姑の異様に社交的なところや図々しいところは夫に遺伝し、姑のハイパーアクティブ(要するに働き者)なところは義弟に遺伝していると簡単に説明できる。 

 そして、故・舅のぼんやりとしているところや、浮世離れしたところは兄である夫に遺伝し、舅の無口なところや礼儀正しいところが義弟に遺伝している。

 良くぞ見事にここまで違ったふうに遺伝したなぁ・・・・、とつくづく思うこと多し。

 そんなわけで、姑の家でのクリスマスなどのとらえ方は、必然的に兄弟で大きく違ってくる。義弟は、せっせとワイン注いだり、食べ物を取り分けたりしている横で、エンターテナーのように働くことをそっちのけで、場を盛り上げることだけに徹している夫・・・・・、という感じだ。で、同じように姑も頑張っているのだが・・・・・。

 姑も夫もにぎやかで、確かにある意味ではおもしろい人間ともいえるが、生まれたときから、すでにこういったあくの強い(時には暑苦しい)人種の中で、義弟はつらかったんじゃないか?、と時々思うことがあったので、本日、思い切って義弟に尋ねてみた。

私「辛くなかった?」

義弟「(深いため息をついた後で)・・・・うん、そうだねぇ・・・」

と深く頷いた義弟・・・・。ああ、やっぱりそうか、なるほどっ!!。その後は、姑や夫のような人種とどうやってつきあっていけばいいか?、などについて二人で熱く語り合ってしまった(笑)。

 ここまでよく事情のわかっている人と、タブーなく話すということは、非常に楽しいもので、義弟が帰った後、なんか気分がすっきりした自分に気付いたゼロでした。あ、でも別に夫や姑のことを、義弟も私も嫌っているとかそういうのじゃないので、あしからず。


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