全国に先駆けて、ここ広島から上映となった先週土曜日。 監督と主演の田中麗奈、麻生久美子が舞台挨拶にやってきた。 やあ〜、驚いた。東京タワーの試写会でオダギリジョーを 見たときも感激したけど、女優さんの美しさは別格。 息をのむ美しさとはまさにこの事。 あまりの綺麗さに感動して、ちょっと泣きそうになった。 これ、ホントの話。 映画も凄くよくできていて、夕凪の街(第一部)では麻生久美子が 原爆投下から13年後を生きる女性を。桜の国(第二部)で その姪っ子役の田中麗奈が生きる現代を描いている。 悲惨さやむごさを伝えるものではなく、とても静かに描かれていた。 なのに何度も号泣しそうになった。あれは、この広島で生まれ育った 私の中のDNAが反応したものではないかと思う。
大作の多い、夏休みシーズン。大手の映画会社はなかなか手を 挙げないと監督がおっしゃっていた。 難しいことだけど、こういうものから、何かを感じることが できたらいいのに、、と思う。 8月6日を迎える前に、観る事ができて良かった。
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