藤井ゆかりの日記

2007年07月23日(月) 夕凪の街 桜の国

全国に先駆けて、ここ広島から上映となった先週土曜日。
監督と主演の田中麗奈、麻生久美子が舞台挨拶にやってきた。
やあ〜、驚いた。東京タワーの試写会でオダギリジョーを
見たときも感激したけど、女優さんの美しさは別格。
息をのむ美しさとはまさにこの事。
あまりの綺麗さに感動して、ちょっと泣きそうになった。
これ、ホントの話。
映画も凄くよくできていて、夕凪の街(第一部)では麻生久美子が
原爆投下から13年後を生きる女性を。桜の国(第二部)で
その姪っ子役の田中麗奈が生きる現代を描いている。
悲惨さやむごさを伝えるものではなく、とても静かに描かれていた。
なのに何度も号泣しそうになった。あれは、この広島で生まれ育った
私の中のDNAが反応したものではないかと思う。

大作の多い、夏休みシーズン。大手の映画会社はなかなか手を
挙げないと監督がおっしゃっていた。
難しいことだけど、こういうものから、何かを感じることが
できたらいいのに、、と思う。
8月6日を迎える前に、観る事ができて良かった。









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