葉月 凛太郎の日記

2003年04月10日(木) 入院決定。

来週末から、移殖準備のために入院することになりました。
私はずっと、移殖と聞いたときから骨髄移植だと思っていたのですが、
抹消血幹細胞移殖、という方法なのだそうです。

どんな移植法かと言うと、まずドナーに三日間、朝晩2回皮下注射で
白血球を作れ、という指令を出す物質を入れます。
その物質のために骨髄の中で白血球が増産されるのですが、作っても
作っても指令が出されつづけ、白血球に分化していく幹細胞も大量に
作られます。(分裂するんでしたかね?)
で、本来は血を作る場所である骨髄でしか幹細胞は取れないのですが、
白血球増量のために幹細胞も増え、骨髄からあふれる事になります。
四日目の朝までその注射をし、その日の昼から幹細胞を採取します。
とはいっても80ミリリットル分の幹細胞を取るのに血液が10リットル
要るそうなので、体外循環させて血液は戻されます。
そらそうだわな。つか10リットルも取るんじゃな。
貧血になるどころの騒ぎじゃねーわな。つかどうなんでしょう、そんだけ
取ったとしたらもしやぽっくりなんでしょうか。

まぁ、そんな事なんで来週末からワタクシは留守にします。

ていうか、医者の先生は大丈夫と軽くおっしゃるんですが。
白血球は通常の10倍以上になるらしいのですが本当にそれは大丈夫なんですか。
通常なら白血球数5000〜6000位みたいなんですが。
注射のおかげで最終的には5万〜6万位に増量するみたいなんですが。
単純に聞いてもそれ数、十倍になってんじゃね−か。
本当に大丈夫なのか。

医者の先生が大丈夫だと言うからまぁ信じられるが、一般の人がそう
言ったら間違いなく嘘をつくなと叫びそうですな。

とりあえず5泊6日で入院してきます。


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葉月 凛太郎