葉月 凛太郎の日記

2002年08月17日(土) 夢。

この間友人に今までに見た事のある夢の話しをしたらば、
「なんでそんなにネタなん?」
と言われたのでネタにすべくしばらく見た夢を小説・・・というか小話。
に書いてみて日記に書き込んでみようと企んでいます。

第一段として友人達に書いて送ったところ大変面白がられたぴよこの夢を。
ある一人には「てっきり実話やと思った。」とまで言われました。
いくら私の生活がユカイでもここまでユカイではありません。まったくもう。
つーわけでもいちど念押し。
これは見た夢を小説風に書いてみたものです。

ではどうぞ。


買い物に行った。免許は今だ仮免だし母は「乗らない。」と言うので
運転はさせてもらえない。助手席で座っていた。
いつものスーパーについて、車を降りて。
もちろんカギがかかるガチャ、という音も聞いた。なのに、だ。
なのにどうして後部座席に積んだ記憶の無いダンボールがあるんだ?
ーーー気づいたのは乗り込んでからだった。
買い物を終えて、助手席にいつものように乗り込んで。
行きと同じくいつもどうりの買い物帰りになるはずだった。
なのに聞こえてきたのだ、後ろから。
・・・ぴよぴよ・・・
とかいう鳴き声が!!
思わず振り返った先にあるのはダンボール。
・・・おいおい、いつこんなの積んだよ?
つか、ぴよぴよ、ってナニ?
すっげ答えが分かりきってる事とまったく分からない事とを同時に考える。とりあえず固まっててもしゃーないので箱を恐る恐る持ち上げてひざの上に置く。
あああああ、どう考えてもアレだよ。
この中から聞こえるぴよぴよは!!
しかし一応確認せねばならんだろう。
それに箱一杯に詰め込まれて(怖ッ!!)たらかわいそうだし。そう思いながら箱を開くと、6羽のぴーよこちゃんがひよひよと鳴いてオラレタ。
めっさかわいい。
・・・じゃなくて!!
カギがかかって密室状態の車の中にどうやって誰がこのダンボールを入れたのか、そしてどうして捨て犬でも捨て猫でもなくて捨てひよこなのか、
あああああ。
あたしゃ一体どっちに重点置いて驚きゃいいんだーーーっ?!
なんぞとパニクっていたら母上に一言言われた。
「連れて帰れへんで。」
は。
そうだ、うちの家には3匹の元野良の猫ちゃんが・・・!そんな家にこんな黄色のほわほわ連れて帰ったら見るも無残な光景がッ!!
しかし、だ。
「おかーさん・・・、捨てて帰れる?コレ・・・。」
私たちは無言になった。
無言のままで家に帰った。
案の定、うちのちょっぴり太り気味な猫ちゃんズは大興奮。
獲物−、獲物ーっ!!
とすげぇ騒ぎだ。
とりあえずぴーよこちゃんたちの安全を死守。
部屋に連れ込むのに成功(アヤシイ言い方をしないように)
そんな大騒ぎ(車の揺れ、猫と私の一世一代の大バトル)の所為で
ひよこちゃんがたはとてもぴよぴよと鳴きまくって怖がっている
・・・ように思ったので取り出して見る。
・・・登られた。
今まで○十年生きてきてひよこに登られたのは初めてです。
いやいいけどね、可愛いし。
しかしこのかわいらしいぴーよこちゃんがたが数ヶ月後には
見事なヒヨちゃん(by 動物のお医者さん)になるのね・・・!
なんぞと世の無常を考えている場合ではない。
いやでも、なんか脚の上とか、掌でおネム状態になってらっさる
この黄色いほわほわ、
・・・やたらめったら可愛いんですけど?!おいこんちくしょうめ!!
ちょっとこう、なごやかーな気分に・・・・。
って浸ってたら一羽足りねぇ!!
どこいったひよーーーっ!!
この部屋から出てはいるまいな?!
嫌あああすぷらったは嫌いなのよーーーっ!!

なんぞともがいていたら目が覚めた。
今日の第一声
「・・・ひよこ・・・。」


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葉月 凛太郎