葉月 凛太郎の日記

2002年07月12日(金) 演劇

昨日、NHKを見るともなしにつけていたら、人間ドキュメントで歌舞伎の方が出ておられた。スーパー歌舞伎をやっておられる方とそのお弟子さんが出ていたのだが。歌舞伎の舞台の映像がところどころで出てくるのだが、見ていて疲れてしまった。
映ったのはもちろんごく一部だけなのだが。
テレビで少しだけ見るのでもこうなんだから、実際に見に行ったら滅茶苦茶疲れそうだと思った。ああ、こんな事を書いていますが批判しているわけでも、嫌がっているわけでもありません。
ただ、舞台の上にたつ役者さん方は真剣に、そして気迫をもって演じておられるので、こちらも自然と真剣に見ざるをえなくて疲れてしまうだけです。
しかし、テレビごしなのにこんなに疲れたのはなかなか無いです・・・。
見に行きたいなぁ、ごく一部だけ映ってたのでもすごく面白そうだったし。
何より題材が西遊記だったしな。
なんつーか、西洋系のミュージカルとか演劇より狂言や歌舞伎の方が見てみたいという思いが強いっす。
能はちと勘弁。幼少の頃能楽堂に連れてかれて見せられた覚えがあるが、楽しくなかった。つうか、一般の幼稚園児に能は楽しめと言われても無理だろう。

閑話休題

やっぱり、人の前に立って何かしようとする人には惹きつけられるものがあると思います。そしてその人が真剣である程、気迫を込めているほど見る人は否応なしにそれに吸い寄せられる。たとえそれがテレビという媒体を通してでも起こりうるというのはよほどだと思います。テレビのブラウン管越しでも、どれだけの気迫でもって演じておられるかは解ったと思います。
・・・まぁ、演劇ファンでもない素人が何を言うか、と思う人も居られるかと思いますが。少なくとも私はブラウン管越しでもその演義に引き寄せられました。
見たい、と思わせられました。
よくある、「〜ながら」見ることは出来なかった。
ひたすらテレビを見ていた。

これほど真剣にテレビを見たのは久しぶりです。
疲れましたが心地よくもありました。
いつか、生で歌舞伎を見てみたいものです。

で、オチ。
舞台上で演じておられる役者さんたちを見て。
「あれだけ汗ダラダラ流れてるのに流れもしないどうらんもすげぇ」(爆)
どうしてこう、オチを付けたいと思うのか我。


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葉月 凛太郎