ハニワ在ル...はにわーる

 

 

漫画巻。 - 2011年10月22日(土)

横浜トリエンナーレのイベントで、またまたBankARTへ。

クリスチャン・マークレーが
漫画のオノマトペをモチーフに描いた「Manga Scroll」。
これをスコアにして、巻上公一がパフォーマンスするという
ややマニアックな催しだ。

ステージには床置型ラインアレイスピーカーことBOSE L1。
なるほど、こういうイベントにはうってつけの機材だわ。

開演前にマークレー氏が挨拶したのだが、
「『巻(上)』 means 『scroll』!」と駄洒落をカマして
笑いを取っておられた。


巻上氏は挨拶もなくすぐパフォーマンスへ。
ワシらはスコアもプロジェクター投射なんかで観られるもんと思っていたのだが、
どうやらご本人に見えるように目の前で広げるだけらしく。

後ろのほうの席しか取れなかった我々は、
あのスゴい声と顔芸(失礼!)をひたすらじっくり鑑賞する。

歌でも、台詞でもないオノマトペをひたすら発音する巻上氏に、
それを神妙な顔して聴き入るオーディエンスという、なんともシュールな。


ちなみに終演後、スコアを巻き戻す様子も公開されたのだが
後からではパフォーマンスとスコアが全然紐付けできないのであった。


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