ハニワ在ル...はにわーる

 

 

この世ならざる。 - 2011年05月28日(土)

ドキュメンタリー映画「アトムの足音がきこえる」を鑑賞してきた。

音響効果の生ける伝説…というだけではない、
業界を飛び出して数奇な人生を歩んだ大野松雄の半生を追う映像。

機材ヲタのワシとしてはなんというか
音響効果にまつわるエピソードや実演、音を
期待して観に行ったわけなのだ。

もちろん面白い音もエピソードもたくさん聞けたけども、
なにより「面白いじいさんだなー」と感心して帰ってきた次第。


氏の「この世ならざる音」という発想は、
楽器というシステムに従って音楽をやっていると
なかなか忘れてしまいがちなことかもしれない。

自由な発想を形にしてくれるツールがそこにあるのに、
過去にある楽器や音楽の再現を追い求めるだけではやっぱりつまらんものなぁ。



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