3月の。 - 2011年03月31日(木) 長いようで短かった、3月の記憶。 11日は職場にいた。 住宅街のど真ん中という立地なので、 東北の惨状はなんとなく伝わってきたものの 都心の混乱を知るのは帰宅し始めてからだった。 ちなみに、2時間半歩いての帰宅を覚悟したが、 結局、同方面の人が車で来ていたので乗せてもらった。 幹線道路の歩道は帰宅難民で一杯。 途中通った横浜は、エリアごとにすっぱり停電している。 自宅に近づき、隣の大工場が明るいのを見て安心したが、 なぜか自宅は真っ暗で冷凍庫の水が染み出していた(…。) 近場で唯一開いていたセブンイレブンはほぼ空っぽに。 水など望むべくもなく、お茶をなんとか確保する。 学芸大学からママチャリでやってきた某人の到着とほぼ同時に 電気が復旧し、なんとか温かいご飯を食べて就寝。 その後、土日祝をはさんで21日まで弊社は臨時休業。 節電のこともあり、ニュースだけつけて縫い物ばかり。 北海道から応援に来ていたNHKの登坂アナが楽しみだった(…。) 隣駅のヨーカドーに開店前から長蛇の列ができたり、 慌てた周囲から「避難せんのか」といわれて面食らったり。 納豆とトイレットペーパーが店頭から消えたり、 代わりに懐かしい地元メーカーの牛乳がやってきたり。 時間の流れ方と世間と身の回りの出来事の差が大きすぎて、 まるでスローモーションのように思い出される。 -
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文投げる |