少年ジジイ - 2004年03月03日(水) お誕生日おめでとうございます、現爺。 とはいえこんなに年齢を超越した存在は他になく。 見た目が若いとか年齢不詳とかではなくて、 少年からジジイまで、すべての年齢が 現爺んなかに共存しているような気がするんだな。 だから、現爺のライヴは奥行きが深くて味わいがある。 今日も『夜行』でいつもに増してひっちゃ枯れた声を聴いてたら、 こんなふうに「生でなければならない音楽」も絶対あると思った。 クラシックのように研ぎ澄まされた美しさではなく。 ロックのように爆音で踊らせる音でもなく。 でも、生でなければ絶対に伝わらないなにかがある。 無理にたとえるなら、芝居のようななにか。 喜怒哀楽の狭間の微妙な表情が、音の中に確かにある。 きっとそれが、生じゃないと伝わらないんだ。 ほんとにいい宵でした。 -
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文投げる |