ROCK IN JAPAN’03・感涙予想外の中日 - 2003年08月02日(土) さて、ワシ的には3日間で1番のんびりの中日だが、 本日のトップは一番パッツンパッツンの氣志團!!! スタンディングゾーンの凄い後ろの方まで みんな振り付けで盛り上がってるし!!! 翔やんのMCも心配になるくらいイっちゃってるし!!! ALL RIGHT!オムライス!から始まって… イングヴェイとかみんな知らないから(苦笑 網走ジャニーズも出てもう満足満足。 笑い倒した後はレイクに キリンジを観にいこうと思ってたのだが、 なんとなくTHE BOOMをバックにお昼ゴハン。 最初はいっぱい楽器の入ったスカ・ナンバーでアゲアゲ。 真昼の暑さによく似合って凄く楽しい。 ゴハン食べながらもなんかうきうき。 ところが「今日はいろんなBOOMを観てもらおうと思って」 と言いながらMIYAが弾き語りで歌い始めたのが 中央線じゃないか…! 猛暑の昼下がりでも思わず目が潤むくらい懐かしい。 やっぱり名曲だ… じーんとした後、食べるのも忘れてたゴハンを片付けて スタンディング・ゾーンの一番後ろを歩いて横切る。 凄ぇ。 沖縄音楽風のナンバーで、見渡す限りの数万人が踊ってる。 後で座って観てる人も手をひらひら。 ひとつの音楽に、それを楽しむ数万のココロが踊ってるんだ。 聴こえる限り無限大の人をひとつにする、音楽って凄すぎる。 涙が出た。 やっぱり今年も来てよかった。 この光景はずっと忘れない。 鹿児島行けなくてごめん、マシンガンズ。 でも、この光景を見たらきっとわかってくれるよね? いつかきっと、ステージの上から見て欲しい。 HARRYを観にレイクへ移動。 先にやっているYO-KINGのステージは超満員らしく、 入場規制の可能性あり、とアナウンスが告げている。 なんとか入るだけは入れたので、 擂鉢状のレイクの最上段からYO-KINGを観る。 ちょうど「この場にふさわしい新曲を」というトコロ。 音楽を演奏する喜びが 日に日に増し増していく 僕の作った歌で みんなと気持ちをシェアできるんだぜ 僕は ミュージシャンになれて 本当によかった みんなが今より少し優しくなれるように 僕は歌い続ける その場での聴き取りなので、ちょっと違うかも(汗 …今日は泣かせに入ってるのかよ!←誰がだよ 全てのミュージシャンがそう思っているとはさすがに思わないけど。 ひとにぎりでも、こんな気持ちで音楽を鳴らす人がいるなら。 本当によかった、とステージの上から伝えてくれるなら。 音楽が好きでよかった。ワシは今本当にシアワセだ。 ミュージシャンじゃないけど、 マシンガンズをきっかけにこの2年半、 ワシの音楽を聴く喜びも増しに増し続けてる。 マシンガンズだけじゃなくて、 全ての音楽に日々感謝して生きていこう。 YO-KINGも、ありがとう。 あなたの気持ちを少しシェアしてもらって、 ワシはまたシアワセになれました。 「HEY!みんな元気かい」で気が付いた。 YO-KING「みんな元気かーい!オレは元気だぜーっ!!」 グレートマエカワ「オレも元気だぜーっ!!」 ドラマー氏「アフロも元気だぜーっ!!!」 …あのアフロのドラマーさん、元Cembaloのヒトでわ? 予想外なところで号泣をブチかましながら(苦笑 HARRYのカッコ余裕なステージを観る。 タイダイのパンツにノースリ。意外な格好だなぁ(笑 座れるトコでのんびり、と思ったけど あの変わらないハスキー・ヴォイスと 空気ごと演奏してるような乾いたギターを聴いたら たまんなくなってスタンディング・ゾーンに詰め寄った。 ジリジリした暑さのなかを、 HARRYのザラっとした音が流れていく。 背中にじっとりと汗をかく。 …カッコいいなぁ。 なぜか民生の弾き語りをハズし、 しかもちょっと遅れてグレイプバインを観に。 すっかり暗くなったレイクは何故か妖しく幻想的な雰囲気。 田中氏の艶めかしい声と、低く呻くようなギター。 決して明るくは照らさないライト。 足下から上目遣いで見上げられてニヤリとされるような ゾクゾクする非現実的な艶が漂ってる。 ステージが湖の上に浮かび上がっているように 見えた。 メンバーの姿も幻みたいだ。 水のようなカタチのなさ。音楽って空気を伝うものだと 震える自分の耳もとで今さらながらに感じる。 その空気をまとったまま、本編は気が付いたら終わっていた。 「今日はみんなを寝かせる、というコンセプト」と アンコで田中氏が語ってたけど、いやいやとんでもない。 確かに踊り狂わず、でもステージから目が離せない。 夜のレイクならではの愉しみ(あえてこっちの字だな)を堪能しましたよ。 意外や意外、緩いはずの2日目が終わってみたら盛り盛り。 これだからFESって楽しいのね。 -
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文投げる |