ROCK IN JAPAN ’03・あがってーる初日 - 2003年08月01日(金) とりあえず中村一義くんのライヴを スタンディングゾーン後ろの方からのんびり。 お天気は曇り。ライヴ中に小雨がぱらついた。 でも。 そこに愛が待つゆえに僕は行く 僕は死ぬように生きていたくはない こんなにシンプルで、かつ数多の思いを抱える力強い歌が フェスの冒頭を飾ることにいたく感動して 今年もまたまた泣きそうになる。 そりゃ一義くんもご満悦で、 ひととおり「いいよ!いいよ!」と繰り返し、 「雨降っちゃってるけど大丈夫! だって、隣を見てみてよ。なんか…よくない??」 そうなんだよ、ステージだけじゃないんだよ。 フェスってホントに客に感動するんだよね。 ものすごい数の人間が、 みんなピースフルな笑顔で身体いっぱい音楽にノってて。 隣だけじゃなくてみんなみんないい顔してて。 もうこの瞬間だけでこのフェスって 成功したも同然なんじゃないかと思った。 そして大好きお父さん、池ちゃんっ! 実はライヴで弾いてるの生で観るの初めてだったんだけど、 動きがダイナミックで滅茶苦茶カッコいいのよー!!! それにさすがFunk畑、歯切れがよくてノリも抜群っす!!! しばしのんびりした後 今度はグラスのHermann.H&The Pacemakers。 おお、岡本くん上半身裸だわ(笑 ウルフならともかく、イメージ覆るなー。おもしろい。 そしてそのウルフが今回凄くいい表情をしてて釘付け。 なんていうのかな、笑顔というよりは…楽しさを噛み締めるような、 少しだけ上がった口角とらんらんと輝く目で。 あー、破顔というのとは違うけど、 今楽しくてしょうがないんだろうなーと思ってしまうような。 でもその顔で挙動不審なダンスとコーラスを繰り返すんだけどね(爆 演奏は今までで一番よかった。だんだんまとまってきてる感じ。 あまつゆのバラードが気持ちよい。 終盤、Runaway Songの導入を歌いながら突然… 「ヤベっ。ウチの姉貴を発見してしまいました」と岡本くん(笑 トゥルルル シスター♪と呼びかけてた。カジヤマカモン♪ 「みんながいい夏を迎えられるように」と 最後に演奏された「サマーブレイカー」。 照らず降らずの穏やかな、でも 決して平坦ではない夏がレイクに降り注ぐ。 あぁ、いい夏迎えられた。おだやかな気持ち。 シークレットの顔だけ一応確かめてこようとグラスへ。 なんとなくわかってましたが、HYDEでしたねぇ。 でも1曲目に『HELLO』を持ってこないあたり 意外に貫禄を感じさせる雰囲気だったかも。 さぁ、自称恋のピンチヒッター、POLYSICSにぐーるぐる!!! POLYはサマソと3連戦だってのに、 ハヤシのパッツンパッツンさはいつもどおりだ! 山崎YOYOYOYOYO!!! ICHIRO!!! 渋谷YOYOYOYOYO!!! ICHI!!! …って(苦笑 時間間違えて早くつき過ぎたせいで やたら前の方に陣取ってしまい。 とてもついていけずに1曲目で 早くも5列くらい下がって…ちょうどいい塩梅に。 右のスピーカが不良だったらしく 演奏中に何度も音が出なくなったんだけど、 自分達で声だしてフォローする客にちょっとココロで拍手! クアトロでいつも「大変ねー」と フロアを横目に余裕ぶっこいてたのだが 今回初めてそのフロアの気分を味わったねー。 POLYはやっぱり盛り上がってなんぼだわ。 さてここでちょっと消耗したのと、 スカパラに備えて夕方はダラダラタイム。 OPKingのトリプルヴォーカル痛快ロケンローをバックにメシを食い、 去年は朝イチだったKickを「夕方もいいなー」と思いながら眺める。 あの時は「アンバランス」を初めて聴いて、 朝なのに「夕陽の見えそうな曲だ」と思ったんだったよ。 そうそう、1年経って、やっぱり「あがってーる!」を ワタシたちのために空けてくれる4人がカッコイイと思った。 日もとっぷり暮れて、スイングジャズをバックに 夜のグラスへ登場のスカパラ。 いやー、スーツと野外FES、どちらも似合うのは おそらく日本でこのバンドだけだ(爆 ワシは懐かしいスキャラバンに小躍り。 しかしアッパーな曲でもミディアムでも客が踊る踊る。 スカパラってきっと誰のファンでも関係なく楽しいんだよね。 人を選ばない懐の広さが凄くFESに合ってる。 NARGOのリリカルなピアニカや欣ちゃんのVOCALもよかった! 谷中氏の息せき切ってるのが聞こえそうな アゲアゲMCに応えるように、アガりまくって初日終了! ところがアンコールで目玉が飛び出て腰抜けた。 …た、民生だーっっっ!!!『美しく燃える森』だーっ!!! そうか、O.P.King…とか思う間もなくウレシくて顔ぐちゃぐちゃ。 この曲超好きなんだよー!!! これぞイベントの醍醐味でございますよ、うひゃ〜!!! アガって突き抜けた!!! -
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文投げる |