ハニワ在ル...はにわーる

 

 

ワタシとアナタ - 2002年07月27日(土)

昼過ぎに起きるダメ人間。
来週もまた、ツラいでしょう。

そんな昼下がり
トモダチと電話したその場で、
映画『青い春』の観覧決定。

龍平好きが高じてのコトだったが、
なにやら映画自体とても印象に残った。
むしろ、龍平演じる九條(美しかった!←ヲイ)より、
新井浩文演じる、九條の友人青木のこと。



自意識過剰なその年代に、
自分に無関心でいられること。
ある種の憧れかもしれない。


自分は何になりたいのか。
そもそも、なりたいものなんてあったのか。
夢と現実が、ぱっくりと音を立てて裂かれていく。

“進学は無理だよ”
“夢は、パイロットでした。”

そして、せめて自分を好きになりたいと思っても、
それさえ、目の前に立ちはだかる理想に踏み躙られる。

“九條、俺もそこへ連れてってくれよ”

ワタシはどうしてもアナタではないことに、
いつになったら納得できるんだろう。
そうすれば、もっとアナタを愛せるかもしれないのに。

アナタが冷たくするほどに、ツライ。
そういえばエヴァで、アスカも最後に
シンジに向かって吐き捨てたよ。
「気持ち悪い」って。


拒絶が、ワタシがアナタではない最大の理由だから。


ワタシはアナタではない。
だから、堕ちた。



学校という閉塞の中で、
外側に何も見出せない気持ち。
だからその内側で絶望に駆られてしまう気持ち。
後になれば…外に出さえすればなんてことないのに。

思い出した。
痛い。


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