うずまきのつぶやき-あれから6年たったよ
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2003年10月25日(土) 命がけのお風呂

だんだん朝晩が寒くなってきた今日この頃。
それに伴い、我が家の老猫も布団に入ってくるようになってきた。

冬、猫は重宝される。
なんてったってあったかいから。
湯たんぽがわりでひっぱりだこ。
でも今年はちょっと違う。
みんな、猫が近寄ってくるのを拒否。

…よごれているから。

日中、日向ぼっこのためにベランダや玄関前で
寝ているので毎日確実に汚れているのである。

しかし高齢のため、体が思うように動かないのか
最近では身づくろいをしなくなった。
やっても顔を2,3回なでるだけ。
…若い頃は1時間でも2時間でやっていたのにねぇ。
だから汚いんだよなぁ。

かといってお風呂にいれるのはショック死しちゃいそうで心配。

どうしたものか…。
とりあえず引っかかれ、噛みつかれながらも
タオルで拭いてはいるのだがそれにも限界がある。
手足についた鼻水がとれないとか…ね。

ということで、今日は思い切ってお風呂にいれてみました。
最初は手足だけのつもりだったが、
「えーい」と結局全身シャンプーをすることに。

シャンプー洗面台にお湯を張って母と二人がかかり。


いつもなら暴れるのだが、今回は
踏ん張りがきかないためかあまり抵抗しなかった。
抵抗しないので逆によけい心配になったりも。
「生きてるっ!?」と何度も確認しながらのシャンプー。
まぁ、ゆったりとお湯につかっているように見えなくもないのだが。

ドキドキしながらなんとかシャンプー成功。


ホッとする間もなく、今度は乾かす作業。
濡れっぱなしじゃ確実に弱ってしまう。

こちらが一苦労。

タオルでごしごし拭かれるのが嫌い。
ドライヤーが嫌い。
ブラッシングが嫌い。
でも自分で身づくろいしないからきれいに乾かない。
乾かさないとヤバイ。(トシだから)

そんなわがままな猫のために、ひっかかれ、
かみつかれながら何とか乾かす。

「弱ってないよね?」
「息してるよね?」
と何度も確認しながら。


お風呂に入れるのも一苦労。
乾かすのはもっと苦労。
飼い主も猫も体張ってます。


普段から身づくろいをしてくれればいいんだけどねぇ。





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