たまたま日記
●たまたま日記●
たまにしか会えない彼、たまにやるチャット
たまにやる競馬…そんな、たまたまな日と普通な日常。

2002年04月27日(土) 形成外科その2。

昨日の続きです。(長くてすみません)

形成外科に予約を入れ、診察を受けました。
先生が「失礼します」と言って、
乳首の周りを円で描くように、指でとんとんと叩いていきます。
「こうやっても、出てきませんね」
確かに、凹んだまま。めり込んでいて、まったく姿が出ないんです。

「これは手術して出さないとだめですね」
「手術!?」
私は前に、母乳の搾乳機のような器具で、
引っ張り出す治療があることを聞いていたから、
そんな大掛かりなことになるとは思っていませんでした。

「それはね、成長段階の20歳前の人ならいいけど、
大人になると、難しいんだよね」
…そっか、遅すぎたのね。
30分ぐらいの簡単な手術ということで、お願いしました。

当日、簡単だというので気楽に行ったら、
看護婦さんが「昨日は眠れた?」なんて聞かれて…。
手術用の服に着替えて、手術室に入ったら急に緊張してきました。
手術台に上がったのは、生まれて初めての経験。

胸をアルコールで拭かれ、手術部分が見えないように囲われ、
乳首周囲を麻酔注射…痛い!(←注射大嫌い)
胸に感覚が無くなってから、手術開始。
乳首の横を少しずつ切って、凹んだ部分を引っ張り出して固定。
ビートルズの曲をBGMに坦々と手術は進み、30分後に終了。
下着の圧迫を受けないようにリングを被せ、
その上からガーゼとテープで頑丈に保護。
痛み止めと化膿止めをもらって、帰宅。

数時間後、麻酔が切れ始めたら胸がズキンズキンと痛む。
「なんでこんなこと、しちゃったんだろう…」なんて
ちょっと気弱になって、痛み止めを飲んで寝ました。

それから、1週間はお風呂に入れませんでした。
体を拭いたり、洗面所で髪を洗うだけ。
1週間後、ガーゼを外し、保護フィルムに貼り換えて、
ようやくシャワーの許可が下りました。

その後は1ヶ月ごとに、様子を見せに行っています。
今も、下着に圧迫されるとまた凹んでしまう可能性があるので、
リングは被せたままです(何かの時は、外しますけどね…)
「後2ヶ月ぐらいで完全に外せるでしょう」
と、おとといの診察で言われました。
右とは少々形が違うけど、やっと人並みな見た目になりました。
よかったよかった。

ちなみに治療費は、健康保険が適用されます(2割負担で安心)






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