2002年04月17日(水) |
好きすぎるということ。 |
会社のFさんが、結婚式の出席ハガキを書いていた。 友人の結婚式だという。
「同じ歳の友人だけど、バツイチ子持ちの人と結婚するんですよ」 「へー。その友人は初婚なんでしょ?よっぽど相手が好きだったんだね」 「ううん、それほど好きじゃないみたい」 「……??」 「それに私は、前に付き合ってた彼の方が絶対いいと思ってたのに」 「でも、その人とは、別れちゃったんでしょ?」 「そう。好きすぎて別れたんだって」 「……??」 「その彼のこと、すごく好きだったんだけど、1回浮気されて…。 彼はかなり謝ったらしいけど、どうしても許せなかったんだって。 好きすぎて、浮気された事実を、どうしても認められなくて。 それで、まだ好きだったけど別れたんだって」 「で、好きでもない人と結婚するの?」 「忘れたかったんじゃないんですか。彼のことを」
結婚式でFさんの友人は、幸せそうに、にこやかにしているんだろうな。 でも、彼女の本当の気持ちは、祝福する人たちには見えない。
想いは必ず通じるって言うけど、 いくら相手を想っても、通じなかったり、上手くいかないことは多い。
難しいね。
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