2007年08月20日(月) |
最近、パラ見した本たち・・・ |
→「難民化する若者たち 生きさせろ!」雨宮処凛 太田出版 2007年 他人ごとではない現実がここに・・ 若者(人間)を食い物にしている社会がここに・・ パラパラと斜め読みですが、どこもかしこもなんでしょうが 真っ先に読んだのは著者の弟さんの働いていたY電機の話。 洗脳されて取り込まれたカルト宗教から家族を取り戻すくらい難しい、その会社から弟さんを脱出させるには・・・ 企業の倫理なんて消滅したのね。 Y電機ってあそこよね・・もしそうならCMから降りて欲しいと思いました。 そんな企業の広告塔になんてなら無いで欲しいよ・・ Y電機の娘が交通事故に遭い、死亡というところの周辺記事がまた恐ろしいです。 本当に恐ろしいです。 Y電機で商品を買ったこと無いけど、買ったことなくてよかったとさえ思いました。 安さを追求して恩恵を被ってしまうことが怖くなりました。 これは読みたいです。
巻末の広告の頁にのっていた同作者の「アトピーの女王」も気になりました。 なんだか本当に他人事には思えません。
→「愛され上手になる祗園流・女磨き」桐木千寿 講談社 2007年 こういう本て沢山あるので、柳の下のどじょうは何匹目?と思いつつ、表紙をめくると・・ 美女の写真と「愛されたいと思うばかりの人は愛されません。80点をめざす」と幸せになれます。 と愛されたいばかりの女子を肩透かしするような文が・・w 「女性の品格」といい、相変わらず女性の生き方の難しさか、生き方指南の本が流行るわけですね。 昔から「押してだめなら引いてみな」というのですし。 「愛されたい、欲しい」と思ってばかりじゃ、幸せもドン引きで逃げていくよ、ってことですね。
→「自分ので実験したい 命がけの科学者列伝」レスリー・デンディ他 紀伊國屋書店 2007年 あぶり焼きになった英国紳士たち、袋も骨も飲み込んだ男、笑うガスの悲しい物語・・とまあ 自ら被験者となって、人類に貢献というかどうしてここまで・・と驚愕。 巻末のこの本以外にも続々ある事故実験科学者 たちの偉業が・・ あれ?ピロリ菌を飲み込んだ科学者はないのかな・・・ これも是非、読みたいです。
「ポップカルチャー年鑑2007」 なんだか面白そうだ。
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