2007年07月02日(月) |
「不都合な真実」を読んで気が楽になれるらしい |
文藝春秋7月号から「不都合な真実」を読んで気が楽になれるらしい
「不都合な真実」主犯は米国だ 日本人よ、「地球温暖化ヒステリー」から頭を冷やせ 武田邦彦(中部大学総合工学研究所教授)を読みました。
・今後60年で海面水位が6メートル上昇(不都合な真実記述) ・今後60年間で海面は6センチ上昇する(IPCC調べ)
2007年2月2日 国連地球温暖化研究機関IPCC調べ 第4次評価報告書では1961年から2003年の40年間の観測データではグリーンランドと 南極の氷床の融解によってあがった海面は8ミリという。
どっちを信じたらいいのでしょう?
+++
だからといって「不都合な真実」が捏造で読むなといってるのではなく、 私みたいに、読んでもいないのに、この本のタイトルやイメージだけで 「もっと地球温暖化を防ぐ努力しないとダメなんだわ〜〜」と焦ってる人こそ、 この本を読んで、日本は十分やってるし、これ以上頑張りようがないよ〜 ということを知るべきですよ、ってことでした。
アルキメデスの原理から「北極の氷が融けても海水面とは無関係」 「南極の氷は温暖化によって増えることがあっても減らない」とか そういえばそうよね〜とよく考えたらわかることをいろいろ説明してある。 (もちろん、温暖化で海水面があがらなくても、氷がと融けることによって困ることもあることも書いてあります) あと「環境白書」の誤訳によりミスリードとかね。本当にどこもかしこもどんな仕事っぷりなだろう・・
この先生の話によると、日本は温暖化に無関係とのこと。 さらにゴアの本には温暖化の原因は「人間の出す二酸化炭素で責任は人類全体ではなく、 排出量はアメリカが30.3% ヨーロッパは27.7%と世界の60%を占めているとのことです。 近い将来中国が原因になる可能性がある(可能性ではなく絶対だろう) そしてその被害を受けるのもアメリカとヨーロッパだそうです。
日本は二酸化炭素排出量は世界の3.7%。 日本人がまた精一杯がんばっても屁のツッパリですかね。
ゴアの本は「日本に好都合な真実」であり 「欧米人に不都合な真実」だそう。
日本は京都議定書でもうまくいかず、日本も被害に遭うと思い込み、 また自ら二酸化炭素を排出しないようにがんばりつつ、頑張れないところは、 排出権経費を外国に払おうとしてたりするんだよね。
日本て本当にお人よしなんだね、それか損得勘定できないのかな。 誤訳してたり、ゴアの本をちゃんと読んでないのか、それとも理解できないのか。 それか、この先生の意見が間違ってると信じてるのか・・・
「環境問題とは国際政治のせめぎあいの結果」という話からも、日本人てやっぱりイイカモなんだね。 漫画「フルーツバスケット」に寓話として出てくる旅人のようにならないといいのですが・・ 取るものがあるときは、さんざん集られて、取るものなくなったら、ポイですかね。やっぱ。 旅人はそれでも幸せでした〜となってるけど、私はいやだな〜
(まとめ) 不都合なのか、好都合なのか判断は素人に難しいのですが とりあえず、ゴアさんの本を読んでみたいと思います。 そしてむやみに地球温暖化恐怖症にならないようにします。 でも、冷房をがんがん使えば、電気代を高く取られるんだし お店でもらう袋とかもいらないので断るのは、自分のためです。
蛇足:それにしてもゴアの自宅の電気代・ガス代が年間360万円て!! どんな豪邸でどんなシステムになってるんじゃろう?
|