昨日の反動からか全く何もせず、というか洗濯したかったのに雨です。冬物一掃したかったのに。 「カウボーイビバップ」を見られるだけ見た。面白かった。でも映画「アメリ」について書く。 ロングランで人気らしいのですが、身近で見た人がいないし、内容はあまりしらないまんま見にいく。 なるほど納得の楽しくて、おしゃれで、アイデア満載です。一度ならずも何度も見たくなる映画だわ。 主人公アメリ自身がキュートなんですけど、彼女のいたずらがまた彼女と同じくらい気持ちいいのです。 子どもの頃に開眼したらしい彼女のいたずらはサッカーファンにはもっと切実? 全編にちりばめられた小さな謎解きや彼女の周囲の人たちの人生が物語りを膨らませていて、彼女の恋の行方とあわせて楽しめるようにもなっています。 そんなわけでなんの理屈なく楽しめるつくりにもなっていますが、でもそれだけでもないんですね。 アメリが世界(他人)との調和を取る作業。これは胸が痛みます。 アパートの住人である画家の絵になぞらえて、彼女のいる位置や視点で彼女が今どんな状態であるかどう考えているか、話す場面。 確かに内気なままでは、運命に出会いにくいのかもしれないのですけど、そんなにアメリが内気かなあ?と疑問もわいたりしていた。 だって彼女がしかけたいたずらや他人の恋愛の実験なんてかなり大胆なんだけどなあ。 そうすると私もかなり内気かもしれないなあ。なんてお国柄の違いかしら? 恋愛がメインテーマ(変則的ですけど)ではあるから仕方ないか〜。 彼女の成熟したようなラストの表情を見るのはやっぱりステキなことかもしれないしね。
スチュワーデスの友人が預けている猫(鼻ならしてました)と世界を旅するノーム?の人形とか宝石のように扱われる野菜とか遊園地や町の景色、赤を基調にしたアメリのお部屋を見ていてもいいですね。 出てく人もクセのある変な人ばっかりだし。 とにかく本筋とか人物のみならず、見所たくさんあって楽しい映画でした。
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