言霊
バックナンバー|BACK|NEXT
2003年04月06日(日) |
◇ 友達ってなんなんだー? |
とあるボードで『友達論』について、盛り上がって?しまった。 ボードにレスしても長くなっちゃうし、ちと他の人の意見も聞いてみたいしってことで 言霊でやってみよーかな、と。
事のハジマリは『友達を無条件に信じていいものか』っていう、素朴な一言。 信じられなきゃ友達じゃないって言われちゃうと、ウムム……私ってば 友達を無条件に信じた事があっただろーかと悩んでしまった。 思春期以前ならあったかもな…(遠い目) ってゆーかね。全面的に無条件降伏みたいに信じなくてもいーかなって思うわけよ。 ハッキリ言うと自分以外の人間の、何を以て『信じる』というんだか、それがワカラン。 信じたってことは、適わなかった時に裏切られるってことでしょ? それって一種の思い込みだと思うのよ。
よく聞くのが「そんな人だと思わなかった」って言葉。 はぁ? んじゃ、どんな人間だと思ってたワケ?…っつーか、アンタは私の何を知ってたというの? いつもそう思う(^-^;) その人にしてみりゃ、信じて裏切られたんだろうけど 別にオイラは信じて欲しいと願ったわけでも、本性を隠してたわけでもない。 表面的に見えなかった部分が、とあるキッカケで露出しただけのこと。 それをそんな責めたてられても困るのよ。 期待を裏切ってゴメンナサイって思うけどね。それだけでしょ。
だいたいそんな全面的に信じられる奴だけが『友達』なら、何人もいないし。 なんていうかなー。 友達、でしょ? そんなに難しく考えることないと思うんよ。 そんなに高いところにハードル置いちゃうと 「自分には友達が少ない」って考えるしかなくなっちゃうやん。 裏切られたらとか信じてるとか、そこまで深く考えなくても 「あ、コイツ好きだな」 って思えて、ついでに相手からも好意が貰えたら『友達』でいいじゃん、とかね。
基本的に『自分以外のどこからか来た問題は事後処理で間に合う』ってのが、おいらの持論。
どんなに信じてる相手にだって裏切られることはあるし、伝わらないこともある。 傷ついたってソンしたって、そのうち回復すりゃいーだけの話。 それくらいの強さは誰にだってあるよ。 構えてたって回避できないことの方が多いんだもん。疑心暗鬼になるだけソンでしょ。
まぁ“全面的に信じたい受け止めたい相手”……いないわけじゃないやね。 本当に極々稀ではあるけど、確実に存在するソイツは…『友達以上』と呼ぶしかない関係で。 そこには、もう名前なんて付けられないと思うんだ。 恋人も親友も何もあったもんじゃない、全部“オリジナル”の関係だからさ。 例えばそいつが人を殺めても、世界中を敵に回しても『味方』でいたい相手とか。 自分の中の何もかもを打ち明けてしまいたい相手とか。 どんだけ背伸びしても追いつきたい相手とか。負けたくない相手とか(逆に一生負けていたい相手とか/笑) だいたい友達以上の相手には愛があるから、 こっ恥ずかしくて他人に説明できないし(笑)自分でそう思えるだけで十分って思う。
おっと話が飛んだ。だからさ。そんなのまで『友達』に求めるつもりはないのよ。 もっと気楽に馴れ合っていたいだけ。…独りきりは寂しいからね。 何かの縁で深く深く付き合うことになれば、友達なんて枠に入りきらない関係になっていく場合もあるし。 そういう相手とはそれなりに関係を作っていくし。 ましてや『信じる』なんて自分本位な決まり事で縛りたくもないってコト。
一対一の関係になんて名前を付けるのかは、人それぞれだけどさ。 難しく考えることないとは思うのよ。 関係なんて日々変わっていくものだしねー(^^)
バックナンバー|BACK|NEXT
|