人と較べられるのが好きな人はいないだろう。 常に絶対的優位に立てる自信がある人なら別かしら。でも絶対って何?
私はコンプレックスの固まりだ。その上自信過剰でもある。そのせめぎ合いは非常に苦しい。 どちらも誉められた事ではないからだ。 自分の中の同じ項目を、一方では最低だと感じ、一方では悪くない、と感じる。 中間地点に立つ私は、お前らアホか、と思う。 誉められると嬉しい、でも不安になる。 けなされると腹が立つ、でも納得し、落ち込む。 そして人の評価などどうでもいい、とも思う。
年々制御不能になって行くバラバラな感情。 困るけれども面白くもある。
脆弱な私は、庇護され、愛され、誉められ、撫でられながら生きていたいと思う。 気の強い私は、干渉されずに生きていたいと思う。 夫は後者の私しか見なく、もしくは見えなくなっていたのだろう。
|
|