ねぎぼう業務日報

2002年12月14日(土) 2002年サッカー名場面(トリ編)

やっと1位です。ひっぱったわりにはこれかといわれると
いたって恐縮ですが。

1位 C大阪なんとかJ1復帰
   昇格決定試合直観戦連敗記録やっと止まる。

天皇杯準優勝を引っさげてのJ2開幕。
緒戦の山形に大勝して、「J1でも屈指の攻撃力を
持つチームは違う」といわれたものですが、
ここからがJ2の恐ろしさ。川崎に引き分けを食らうと、
大分、福岡、新潟に負け、大分、新潟が着実に
勝っていく間に横浜Cや甲府などにも引き分けで勝ち点を
削られていきました。
W杯が終わるとだいぶ「引き分け」も減り、ダントツで
走っていた大分の失速で首位返り咲きもありましたが、
川崎・湘南の神奈川元J1チームにしてやられ、
その間に大分が再加速、11月には大分の1抜けが
決まりました。

で、「11.16」を迎えるわけですが、
終盤の失速ゆえ新潟にすれば後の無い直接対決となったため、
過去3戦2敗ながらも、今までの対戦の分の悪さを
感じさせない試合になったのだと思います、アノ試合は。
久しぶりに幸運のミスターマフィンも食したし。
C大阪というチームは「絶対的に有利な状況」で
結構こけることが多いだけに不安は無かったわけでは
ないですが、何はともあれほっとしました。
やはり贔屓のチームの勝ってるときのゴールの瞬間、
ワーッと来るまでのあの「間」はなんともいえないものです。
同点ゴールとか、追い上げゴールでは、
「早くセンターサークルにボール置け!」って気持ちが
入ってしまって、間が楽しめないですから。

戦前はW杯で代表が抜ける影響がいわれていましたが、
皮肉なことに、負け試合にはすべて森島が出場
(西澤、尹の欠場はありましたが)、
すなわち代表召集に試合がかぶって負けた試合はなかったと
いうことです。

攻撃力のすごさとはうらはらに
毎年いわれている、「守備のたよりなさ」は果たして、
どう解決を図るのでしょう。
根本的には、Jリーグ昇格以来の問題です。
Jリーグ昇格当初は守備のチームのように言われていましたが、
「守備が実はもろいから守備的に戦っていた」のような
気がします。
攻撃陣がそろってくると、よく言えば「攻撃は最大の防御」、
へたすると「ノーガード戦法」。本当に優勝と降格が
紙一重であるというのを地で行っていました。
事実、優勝を争ったかと思うと降格したり・・・
J2でも、取るけど取られるパターンは不変。
実は昇格2〜3年のときに
「守って守ってのサッカーは面白くない。
打ち合いを演じるサッカーをすれば人気が出る」
と言われてて、それをそのままやっているのが
今の姿だったりします。
そういう意味では、シバキあいサッカーを「伝統」と
するか、通常のJ1上位チームみたいにまずは
守備のレベルを上げるか・・・ も、考えるところ
かもしれません。

いずれにせよ、来年はJ1、楽しみなような
こわいような1年が続きそうです。

1週間にわたるサッカー名場面、いかがでしたでしょうか。
ちょっと寄席風にやってみました。
来年も、サッカーでしびれるとしましょう。


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