ねぎぼう業務日報

2002年12月12日(木) お魚の骨(中入り)

待望(誰もしてない?)のサッカー名場面ベストスリーは、
たぶん明日。お中入りです。

今日は、ある国家試験の受験準備で
計量管理の講義(?)をすることになったのですが、
さすがにくたびれました。
計量管理とは、ものを正しく測るのには何をすべきか、
ということです、平たく言うと。
そのために数式とかもいろいろ出たりするのですが、
計算問題は準備してなかったので、それは今回見送りです。
(来年続編があるのでそのときやるつもり)

試験問題の解説を軸にやっていこうと思い、問題を自分で
やっているとまあ、簡単かな? あとはどうやって間をもたすかな
なあんて、考えていましたが、いざ説明するとなると大変です。

QC(Quality Control:品質管理)の
七つ道具にパレート図、特性要因図、チェックシート、
ヒストグラム、層別、散布図、管理図なんてのが
あるのですが、問題読んでるときは、わかったつもり
なのですが、「たとえ」を交えてやろうとすると、
意外と「実例」が思いつかない。
分析屋さんにも機械屋さんにもわかる例なんて・・・

具体的な説明できる方がこれを読んでおられたら、
教えてくださいませ。

特性要因図は魚の骨のような図で、頭が目的、肋骨にそれぞれの
要因をならべ、背骨が肋骨を収束させるように、要因を
まとめて行って、目的に導くという図。
目的をプロスポーツの観客動員増加、要因を球場、
選手などにたとえて説明できたのが、
かろうじてわかるだろう例?

参考書からして、わかったようなわからんようなことが
書いているし・・・
数学科の学生さんが読んでいた本よりは具体的な
ことが書いていると思っていたのだけど。
十分に普段と別世界のことが書いているらしい。

まあ、よく考えてみると、計量管理の本1冊、
大学なんかだと、半年か下手すると1年かけてやるような
内容なんだろうから、これを数時間でやろうというのが
強引なのかも知れないです。
案外、「例題をいっぱいやりましょう、で、問題の意味が
もっと知りたくなったら勉強すればいいんです」という
ことで下手に説明しようとせず、済ませたほうが
よかったのかな? わけのわからないものは、いくら
説明してもなかなかわからないものだし。
先にプレハブ小屋立てて、土台を出来たら後で工事する
などという突貫工法ですね。恐ろしい話だ・・・

来週は環境法規、講義を別に聴いてたものだし、
法律だから、説明楽かも。

来年のこの計量管理のつづき、ちょっと怖いです。


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