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実は喧嘩っ早い。 | 2007年07月14日(土) |
「悲劇? 私の思い出をそんな陳腐で安っぽいものにしないでくださいな」 「……あの惨劇を思い出と一言で片付けられるあなたの神経は一体どういうつくりをしているのやら」 「どうしてそう劇的なものにしたがるのか理解できませんわ。そのときそこにあったのはひとつの嵐、現実の向こう側にある想像の世界の事件ではなく、私にとっては実際その身で経験した出来事なのですから」 「あなたの表現の方がよほど詩的だ」 「飾り立てて見映えがするほど現実って美しいものでしたかしら」 * 夏休み入ったらロジェニネ終わらせてあと少なくとももう1本中編書くのが目標です。放置しすぎにもほどがある。 無意味にシリアスというか今回も淀んだ話になりそうです。自分が成長してないからか成長物語が書けません。読むのは大好きなんですが。 むしろ停滞とか破滅ばかり書いている気がします。どうしようもないほど依存的で閉じた関係とか大好きです。それを打破して世界に飛び出しても閉じきって終わってしまってもいい。 真っ暗よりも薄暗い方に趣を感じます。明るくて楽しい話も書いてみたい。 |