kiriの日記
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2005年02月28日(月) 拓大ミュージカル

この前の土曜日、両親を連れて、拓大のミュージカルを見に行った。
「泣かないで」というタイトルで、これは、遠藤周作の「わたしが棄てたおんな」が、原作だそう。

あらすじを紹介すると。

ハンセン氏(らい)病の疑いで、病院に検査入院することになった森田ミツは、その病気の為に、恋人を失い、職も失うことになる。
途方にくれながらも、病院で知り合った患者たちの心配りから、元気を取り戻しかけた時、ハンセン氏病ではなかったことが判明する。
再び、普通の生活に戻ることが出来る。
しかし、身よりのないミツは、家には帰らず、病院で、患者たちの世話をして生きてゆくことを決意する。

数年後、ミツを棄てた男は、社長令嬢と、結婚をひかえていた。
しかし、婚約者に対して男は、愛情がなく、他の女性との浮気をネタに、金をせびられるような、生活をしていた。
年賀状を書いていたとき、ふとしたことで、かつて付き合っていたミツを思い出し、病院宛に、年賀状を送る。

しばらくして、病院から、男宛に、手紙が届く。
それは、ミツからではなく、病院のシスターからだった。
その手紙のなかで、男は、
ミツが病気ではなかったこと。
患者の為に、病院での生活を選んだこと。
病院での、暮らし。
子供の患者の死に対しての悲しみ。
そして、事故。
昏睡状態の中で、男の名を呼んだこと。
を知り、涙する。

というものでした。
ハンセン氏病を扱っていたので、重い、暗い話かと思ったのですが。
患者たちを、自由を奪われながらも、明るく前向きに生きていこうとする姿で、描いていたので、少し救われた。
久しぶりに泣きました。

重い話は、苦手です。
ミュージカル映画でも、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は、重すぎて、好きではありません。
二度とみたくない。。。
アニメでも、重いものは、ダメです。
以前、アニメで、「ウインダリア」という作品があって、とても、考えさせられるような内容で、楽しくなくて、重くて重くて、つくづくこういう作品は、好きじゃないと思った。
やっぱり、観て、気持ちがいい作品がいいな。


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