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2005年01月18日(火) お久しぶりですとろいやー

こんにちわ。ゆみなです。
いや、『いれぎゅりゃ!』で書くのは今年初めてなので「おめでとうございます」というべきなのか。
いまさらだけど。

それにしてもるる。
サボりにサボりまくったなぁ〜。
一応ね、毎日『いれぎゅりゃ!』はチェックしてたわけよ。
けど、開くたびに「おめでとうもろこし」だろ?
いつまで「とうもろこし」食わせるんだよ!と思ったけどさ、ま、るるのことだからどうせ明日あたりにでもケロッとして「えへっ、さぼっちゃった」
なんて書いてくるんだろうなぁ、なんて思ってた。
けどなけどな、それにしても限度ってもんがあるだろ。12日もサボるなんてさ。
もし私が負けず嫌いの性格だったら、今度は13日サボってるぜ。
ああ、私の性格が「負けず普通」で良かったよ。ほんとに。


さて、ちょっと遅いけど私のお正月の話である。
「ま、こんなもん」にも書いたけど初夢が
「競馬場でかき揚げそばにしようか、かき揚げうどんにしようか迷ってる夢」だった私としては、
今年はもしかして「混迷の年」になるのではないかと不安を感じている。
そして、その兆候はすでに現れているのだ。

先日、カレーを作ろうと思った。
去年までの私なら迷うことなくカレーといえば豚肉、英語でいうとポークカレーだ。
ポーク彼じゃなくて良かった。

しかし、なぜか今回は豚にしようか牛にしようか鶏にしようか、はたまたシーフードにしようかと迷い始めた。
一旦迷い始めたらすべて食べたくなるし、どれも食べたくないような気がしてくるから不思議だ。
結局、子供たちに聞いてみようと思い

「ねぇ、今日カレーにしようと思うんだけど何カレーがいい?」と聞いてみた。
するとあろうことか我が家のクソガキどもは

「え?何カレーってどういう意味?
美味しいカレーと美味しくないカレーってこと?」
「そりゃぁ美味しいカレーの方がいいよね〜〜?」
「そうだよね〜〜。多分無理だろうけどね〜〜。」
「はははっははは」

と言いやがった。

私のカレーには「美味しいカレー」と「美味しくないカレー」しかないのか!

ここまでバカにされちゃぁ私としても女が廃る。
女を捨てるじゃなくて良かった。
いや、ある意味捨ててますけど。

私は一生懸命作りましたよ。その美味しいカレーとやらを。
ええ。玉ねぎをキツネ色になるまで根気よく炒めて、嫌いなジャガイモだっていっぱいいれて頑張りましたよ。
そしてグツグツを煮立った頃、ふと冷蔵庫を見てみると「挽肉」が入っていた。
結局、肉は買ってきた豚肉を入れてたんだけど、その「挽肉」も入れちゃえばもっと美味しくなるんじゃないかと思って、
何も考えずにすぐさま鍋にポーンと入れた。
すると、どうだ。
なんなんだっ!?この臭いは?!!!
というようなムレた悪臭が部屋中に一気に立ち込めたのである。

そうなのである。
その挽肉は冷凍していたとはいえ、完全に腐っていたのである。
「入れる前に気がつかなかったのか?」とダンナに言われ、
「気づいたのか気づかないのかと問われれば、気づかなかったと答えるしかない」と回りくどい返事をしてみたものの、家族中から大顰蹙を買う羽目になり

「腐ったカレーと腐ってないカレーだったら腐ってないカレーがいいよね」と言われ、
結局その日は、丹精こめて作っていた腐ったカレーはすべて捨てて、焼き肉を食べに行った。


焼き肉を食べながらも家族たちの「ママはカレーひとつ満足に作れない」という冷たい視線をヒシヒシと感じながらカルビを3人前食った私である。

それもこれも元はといえば、何カレーにしようか迷ったことから始まったことだ。
あの時、迷わなければいつもどおりの普通のカレーを作ったに違いない。
子供たちに聞くこともなかった。
美味しいカレーと美味しくないカレーなどと言われることもなかった。
その台詞を見返してやろうなんていう気も起こらなかった。
余った挽肉を追加することもなかったのである。
すべて「迷い」から生じたことなんだ。
迷ったことが悪いのであって、私の料理技術の問題ではないのだ。ということをダンナにとくと説明するととヤツは投げやりにひとこと言った。












「違うだろ」






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