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スポーツ新聞の競馬欄で「フクシャチョウ」という名前の馬を見つけて、その一歩下がった謙虚さに感服したあゆです。こんばんは。
るるがサボっている。 まあよくあることなのだが。でも本当は今日こそるるは書くつもりだったかもしれない。それに全国6人のるるファンもるるの日記を楽しみにしているだろう。 それにね、ゆみな。 しかし昨日のあゆの日記にはとうとう最後の最後まで、小細工ボタンにさえ「おめでとう」の一言もなかった。 忘れてたのか。忘れたフリをしていたのか。それともめでたくないのか。 なんて書いてあるが、わしはこないだの日記の文中に 「るる、おたんじょうびおめでとう」と、一文字一文字ばらけさせて配置していたのに気づいてないのだろうな。ふふ。高度なテクニックといえよう。 見苦しい言い訳はこのくらいにして、 とにかくわしは書く。 ええ、今日はキッチリ書かせてもらいますよ、お姑さん。 別にウチは義母ともめているわけではないの。 唐突だが、わしは天ぷらが好きだけど嫌いだ。 コトの起こりは、昨日私がヨモギをいただいたことに痰を吐く。いや、端を発する。 今日はパチの帰りに旦那と買い物に行ったのだが、 わしはついうっかり「今日はヨモギがあるから天ぷらをしようかな」と言ってしまった。 旦那はケチな上に食い意地が張っている。 案の定「天ぷらだったら、れんこん と ピーマン と たまねぎ と ちくわ としいたけ と ししとう と、えび と いか と たけのこ と にんじん と なす と あと...豚肉がいいな。」と言い出した。ぶ...豚肉の天ぷら...まずそう。共食いだし。と思ったが、なにせわしも食い意地が張ってるうえ、その時は空腹だったため、頭の中は天ぷらのことしかなかったので、それらの食材をすべて買って帰った。後に起こる悲劇には思いも及ばないで....。 そして、いざ作り始めるとこれがめんどくせえのなんのって。 わしは決して料理が得意ではなく、要領も悪いせいか下ごしらえにやたら時間がかかるのだ。しかも大量の食材をすべて揚げてしまえという旦那。 やっと下ごしらえが済み、食材を揚げているうちにだんだん腹が立って来た。揚げながらみんなで食べればいいのだが、ウチの食卓はプリントやら消しゴムやら本やらいろいろ置いてあって、とにかくせまい。そんなスペースはないのだ。 とりあえず、腹を立てながらもできあがった第一弾を食卓に乗せた。その量は、普通の家庭の四人分はあっただろう。なのに、旦那と次女は(長女はバイトだった)ペロリとたいらげた。さすがにおなかいっぱいになっただろうと思い、「豚肉はいらんやろ。どうせまずいと思うし...」と旦那に言って見た。すると 「いや、いる。」と言うではないか。付け加えて「あとたまねぎとちくわちょうだい」とほざいた。 おめえはまだ喰うんかいっ!ぶくぶく太りやがって。 心の中で毒づきながら、わしは一年前のできごとを思い出していた。 あの日も旦那とふたりで買い物をしていた。 その時は旦那から「天ぷらが食べたい」と言った。わしはその時は空腹ではなかったので、頭の中がものすごく冷静だった。 天ぷら=作るのがめんどくさいうえに、上手にできない。 という図式が浮かんだ。 わしとて衣を溶くときは冷水を使ったり、つなぎにマヨネーズを使うとさっくり揚がると聞けばそれを実行したりしているが、やっぱりあまりうまくできないのだ。そこで思わずわしは言った。 「天ぷらって、ウチで食べるよりお店で食べたほうがおいしいやんか」 すると、旦那は一気に不機嫌になり、 「そら、アンタは外でおいしいものばっかり食べてるからそう思うんやろうな。もうええわ」と、すたすたと歩いていってしまった。 確かに旦那よりわしの方がはるかに外食する機会が多い。旦那は飲みに行ったりしないし、たまーに誘われても、「雨が降っているから行くのをやめる」だの「寒いから行きたくない」だの言って断っているからだ。そんな自ら交際範囲を狭めているヤツにそんなことは言われる筋合いはないわいとわしはその時思ったが、その場はそのまま流れてしまった。 そしてお互い無言のまま、買い物をすませ、車に乗って帰ろうとしたのは、ちょうど午後12時を過ぎたところだった。前にも書いた記憶があるが、その店は当時、日曜日の午前中に買い物をすると10%OFFという特典があった。わしら夫婦はその特典の恩恵にあずかるため、いつも日曜日の午前中に買いだめをしていたのだ。 わしらの車と入れ違いに一台の車が入ってきた。旦那がそれを見て言った。 「あの人たちってお金持ちなんだなあ」 は? たかだか10%OFFの特典を受けないのが お金持ち? んな大袈裟な...と思い、わしが 「そんなん、他人のウチのことは別にどうでもいいじゃん。あんたが損するわけじゃあるまいし」 と言ったところ.... 助手席にいたわしの横面にパンチが。 パンツが飛んできたわけではない。 旦那がわしの横面をはたいたのだ。 きゃあああDVよ!DV!下着はBVDよ。 「なんでいきなりそんなことすんの!」 日頃温厚なわしもその時は怒鳴った。 「オマエは経済観念がなさすぎるんや!」 やっぱり旦那の沸点は金に関することであった。 天ぷら問題でちょっとキていたとこに、 わしの能天気な発言で一気に頂点に達したらしかった。 わしが殴られたそもそもの原因は天ぷらかよ。 ぼわわわわぁぁぁん(←回想シーンから現実に戻る音) わしは一連のその出来事を思い出し、ますます腹を立てながら天ぷらを揚げ終わったのが下ごしらえを始めてから約2時間後だった。わしはもう天ぷらは食べたくなかった。 天ぷらなんか...天ぷらなんか....だいっきらいだいっ。 あ、今日揚げた天ぷらは案の定残りまくりました。 明日も喰えよ。 わしはどっかおいしいお店で食べよう。
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