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やっとネットが使えるようになった職場で、「りゃ!」が更新されていることを確認し、ほっとしたあゆです。こんばんは。
本当に世の中、ワールドカップ一色である。 中には一旦別れを告げながら、「便ネタ」ひとすじ80年の方もいるようだが、猫も杓子も小倉も吟もサッカーサッカーサッカーだ。 関係ないけど露木茂は苦戦しているようだ。朝からあの顔はちょっと無理があったのだろう。 私は、サッカーなんておもしろくなあい。と、思っていた人間の一人である。 私がサッカー嫌いになったのは、その昔、職場の先輩がサッカーの試合に出る(と、言っても草サッカーの試合だったのだが)というので観戦に行ったことに端を発する。 先輩がかっこよくゴールを決めるところを見ようと、ゴール後ろに座ったのはいいが、先輩の所属するチームは弱かったらしく、全然私たちがいるサイドにボール自体が来ないのである。遠くの方でだんご状になった2チームの選手がバタバタ動いているのがわかるくらいで、あとは暇をもてあます相手チームのキーパーのお尻を見ているほかなかったのだ。 それがトラウマとなり、サッカーはつまらないものだと思っていた。 だが、どうだろう。 やはりレベルの高いものは見ていて面白い。 ここのBBSでは、稲本がかわいいなどと、かまびすしいが、稲本は確かに童顔だ。大人なんだか、子供なんだかはっきりしろという顔である。ってわしのことかい。 しかし私は、保護者のようにベンチでみんなを見守る秋田がいとおしかった。稲本がゴールを決めたとき、秋田の胸に飛び込んでいったのが印象的だった。「パパ!ボクやったよ」そんな感じであった。秋田、出番あるのかな? それにしても、日本がゴールを決めるたびに 「よっしゃああああっ!」と言ってソファから立ち上がる自分に驚いた。もともとサッカー好きな人はどれだけ興奮するのだろう。 サッカー好きといえば、余ったチケットの件で逮捕者が出たそうだが、前回のフランス大会の時もチケットでトラブルがあったのを思い出した。 空港で旅行代理店の人に詰め寄る人たちの光景がニュースに流れていた。 「会社を休んでまで来てるのにチケットがなかったらどうしようもないじゃないか!」 「何のために予約してたんだよ!」 そんな怒号の中、ドサクサに紛れて女が泣きながら声を震わせて言った。 「今日は私の誕生日なんだよっ!」 そこでニュース映像は終わっていた。 多分、この女、その場でみんなにボコられたに違いない。 それまでの私の人生の中で最大の「だからどうした発言」であった。 「の」が多い。 それ以来、しばらく我が家では理不尽なことが起きると 「今日は私の誕生日なんだよっ!」と叫ぶことが不文律となっていた。 私(朝、学校に行く娘に向かって)「そこのごみ袋捨てておいてくれる?」 娘「ええ。めんどくさいからやだよおお」 私「今日は私の誕生日なんだよっ!」 ダンナ「紺のスーツ、クリーニング出しといてくれた?」 私「ごめん、忘れてた」 ダンナ「今日は私の誕生日なんだよっ!」 長女「この間の遠足の時に撮ったクラス写真みせてよ」 次女「失くしちゃった・・・・」 長女「今日は私の誕生日なんだよっ!」 娘「お父さん、今日は私が先にお風呂入っていい?」 ダンナ「だめ」 娘「今日は私の誕生日なんだよっ!」 というふうに、当時我が家では毎日が誰かの誕生日だった。 人呼んで、 阿呆ふぁみりぃ。 人呼んで・・・って・・・。 我ながら言い回しが古かった。 だけど 一家揃って息子のライバルカラーのTシャツを着て運動会の応援に行く家庭や、ダンナの前衛芸術に惚れ惚れする家庭に比べたらマシだと思う。
rya
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