非日常かもしれない日々

■ 会えそうで会えない・・・ 2002年11月09日(土)
「もしかしたら行けるかも」
って彼が電話で言ったのはPM6:30
あたしは駅に向かって歩いている途中。
あまりにもあたしが脅したり、泣き言を言うから何とかしようと思ったらしい。
今日も夜中まで仕事で、明日も朝方から仕事なんだけど
何とか相棒に休みを代わってもらおうとお願いしているって。
「今、頼んでるからもうちょっと待ってて」って。
最近のあたしはとにかく、文句ばっかり言ってる。
「前に会ったのは夏だよ!もう冬だよ!」
「本当は会いに来たくないんでしょ?」
「あたしの事、愛してないでしょ?」
「愛してないから会いに来ないね!」
「もう待ってるのは疲れた!(札幌に)帰るよ!」

返事を待つのも何だから
「今から会いに行くよ。仕事は休むよ」って言ったけど
「明日、休めるかまだわかんないのに来ても仕方ないよ。休みじゃなかったら朝の4時から仕事なんだから・・」
じゃあ、待ってるねって言って電話を切った。

駅のホームに着いたら、まだ電車がくるまで数分ある。
何となく彼に電話してみる。
「どうしたの?」
「電車がまだ来ないから電話してみただけ」
「・・・・・と、ますます会いたくなるなあ」
ホームだから電車の音や、アナウンスで彼の声が良く聞こえない。
「え〜?何て言ったの?」
「ハハハ・・何でもない」
「気になるじゃん!」
「気にするな。それと、お前に会いたくないとか思っていないからね」

2時間後・・・
「ごめん・・無理だった。許して」
「君はあたしに会いたいと思ってる?」
「会いたいよ。さっきまで8割方、会いに行こうと思ってたよ」
「でも相棒の都合がつかないって・・・ごめんね」

「今日は泣きながら寝るよ」
「ばぁ〜か!泣くなよ!」
「札幌のあたしの家に来る?」
「行こうかな?居着いちゃったらごめんね」

「とにかくもうちょっと待って。怒らないで。許して。何とかするよ。俺だって会いたいよ」

彼は今日も言う。
「横浜のお前の、あの家に行きたい」




↑メッセージが変わるよ
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Arranged + Written by 樹杏(じゅあん)

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