非日常かもしれない日々

■ 優しくしないで 2002年01月26日(土)
今日は昼からの出勤。

彼がまた熱を出して寝込んでいるのに、仕事だから何もしてあげられないのが悲しい。
本当は今夜、彼は泊まりに来る予定だった。

休憩中、彼に電話をした。
「大丈夫なの?早く寝なさい」
「わかったよ。寝るよ」なんて会話の後、彼は
「ねえ、○○(あたし)何か言う事、忘れていない?」
控え室、他の女の子が二人いた
「ここで言える訳ないじゃん!」
「皆がいる所で言って欲しいな」
「え〜〜!」
そばにいた女の子が
「愛してるぜ、ベイベーって言って欲しいんでしょ?」ってチャチャ入れる。
彼にそれが聞こえたのか
「そうそう!愛してるぜ、ベイベーって言え!」
仕方ないから
「愛してるよ」って言ってあげました。
女の子達は大爆笑でした。
だって、あたしらしくない。

「(前文省略)でもね欝と毎晩のアルコールは俺がちょっとずつでも治してあげないとって本当に思ってる。酒に頼らないと寝れないんじゃあしょうがないでしょ。ご飯の時のビールや寝る前の一杯なら何にも心配しないけど君の場合は俺がいないと毎晩飲み放題でしょ。仕事が仕事だけにストレスはすごいたまると思うけど…それをやってると体ボロボロになっちゃうよ。しっかりしなね。早く元気になって見張りにいかないと…おやすみ」

そんなメールが携帯に来た(注※絵文字付き)

口では、そんな優しい事は言わないくせに。
ちょっと泣けた。

そのメールの前のメールも
「鬱が早く治るように付いててあげたい」って。

風邪でぶっ倒れてるのに馬鹿だね。
風邪で人間は死ぬかもしれないけど、鬱じゃ死なない。

あたしは君が思うほど、弱くはない

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Arranged + Written by 樹杏(じゅあん)

Material by B*wasabi + Skin by caprice*
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