非日常かもしれない日々

■ 出会い 2001年11月25日(日)
この日記は2002年8月2日に書きました。

初対面の時の彼の印象。
「ホストか同業者かヤクザ?嫌だなあ・・」
と心の中で思ったのだ(w
黒いスーツに黒のYシャツに派手なネクタイ。
金のチェーンだ(w
それに肩に付く位のセミロング。

怪しい・・怪しすぎる(w

普段はお客さんに職業なんて聞かないけど思わず笑いながら
「あなた何屋さん?」と聞いてしまった。
「何で?」
「ホストか同業者かと・・・」
普段のあたしなら、そう思ってもお客様に失礼なので言わないが
そう言っても平気っぽい雰囲気を彼は持っていた。
気安く何でも言えそうな・・・
「あはは・・・良く言われるよ。違うよ」
「ホストもヤクザも昔はやってたけどね」

彼は屈託なく答えた。
彼は自分の仕事を明かし、何故か自分の職場まで教えてくれた。

「前から、この店が気になっててさ、やっと来れたよ」
「気になって仕方がなくって何故か・・・」


後に付きあい始めた時に彼は言った。
「お前みたいなタイプは俺の好みじゃなかったんだけどさ、何故か写真で選んじゃった」って。

彼は「楽しい客」だった。
話は面白いし、あたしに凄く気を使ってくれた。
「そんなにサービスするなよ」
「ここら辺の店で君ほどサービスする人はいないよ。やり過ぎだよ」
「体壊しちゃうよ」
「俺、風俗の女の子、たくさん友達にいるけど病気怖いよ」

そう言われたのを今でも覚えている。

それに彼の「テクニック」は凄かった。
大抵の客は下手くそなのに彼は違った・・・
「俺は男なんだから!」
って「全身リップ」をあたしが彼にしようとしたら押し倒されたっけ(w
不覚にも感じてしまったのが悔しくて
「この指と舌が憎たらしい」と彼に言ってしまった・・・

プレイが終わった後も、世間話を色々して楽しかった。
凄く気が合った。
彼はどう言う訳か風俗に詳しかった。
随分と友達がいるようだ。
裏話を色々聞いてるうちにタイマーが鳴った。

「君、面白い子だね。また来るよ」

その時は
「面白い人だったなあ。楽しかったなあ」って思っただけだった・・




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