人物紹介 ☆ 「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛 ☆
「T君」−友達のダンナの親友。 1歳年上。 私の事が好き?みたいです。 ☆
「H君」−出向先の人。元カレ。 6歳年下。 すごく好きだったけど、フラれた。 ☆
「 I さん」−同じ会社の元上司。 3歳年下。 好きだった人 ☆
「Nさん」−元元彼。 6歳年上。交際2年9ヶ月。 憎まれてます ☆
「Aさん」−10歳年上。 既婚者子持ち。 昔々の好きな人。 ☆
「あの人」−元元々彼。2歳年上。 1ヶ月でバッサリふられました。 私の通っていた大学の職員。 ☆
あなたには届かない
翼
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2008年05月26日(月) ■ |
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静かな世界 |
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一人でいる。今。
私のすべては、私のもので、 私の世界には、私しかいない。
その世界の、すべての喜怒哀楽は、自分のもの。 誰に、左右される事もない。
それは、なんて自由で、なんて贅沢な時間なんだろうって、 思った。
私はずっと、そんな時間を知らずにいた。 私の中には、常にもうひとりの誰かがいて、 その人の喜怒哀楽に左右され、 その人を中心に、私の喜怒哀楽は動いていた。
それが良かった、ずっと。 それじゃなきゃ生きていけないと思っていた。
でも、違った。 この世界も悪くない。 一人で過ごす夕暮れも、寂しくない。
きっとそれは、今までずっと自分が騒がしい世界に、 いたせいかもしれない。 そして、この幸福な世界が、またいつかは終わるだろうという、 思いがあるせい。
もしもずっと、これが続くなら、 私はこれを、幸せだとは、思わないかもしれない。
そう、きっとまた私は、どうせ恋をするんだ。 懲りずに何度でも、恋をするはず。 そして私の世界は、またその誰かを乗せて回りだす。
そしたら、今感じているこの気楽さも、 自由も、温かさも、もう感じる事はできないんだろう。
それでも恋をする?
もう一人で生きたいと思っても、もう傷つきたくない、 傷つけたくないと思っても、それでも恋をしてしまう。
私はとても弱くて、 とても、愚かだ。
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