英国留学生活

2003年06月15日(日) イーリアス

病院のモルグの前にて、それまで一緒に連続殺人事件の
捜査をしていたショーン・ビーン氏に
「いつも心にセオデンを」と言われたところで目がさめた。
なんだったんだ・・・あの夢は。
だがしかし、夢に彼が出てきた理由はわかっている。

わたくしのマクベスを返さんかい、ロイヤル・メール。
という怨念のせいであろう。
ロンドンからスーツケースに入らなくて、送った荷物に、
マクベスと真夏の夜の夢とトールキンの詩集とチョムスキーの本
が、はいっていたのだ。
それが今もって配達されない。何処を彷徨っているのか。

今日は、W.H.Smithで、「To Kill a King」の記事でも載っていないかと
映画雑誌を立ち読みしたが、欠片も載っていなくて、
「王の帰還」の記事があった。もうそんな時期か・・・?
フロドー。なんだかもう写真でそんな姿見ただけで、悲しい。

話は微妙に戻ってショーン氏のオデュッセウスは期待しているのだが、
ひとつ髪の色のことが気になっていた。
ボロミア(ファラミアも)の髪の色には思い入れがなかったので、
別にダーク・ブロンドになっていても構わなかったのだが、
オデュッセウスは、黒髪という強固な刷り込みがあったから。
しかし、撮影シーンの写真を見る限り、暗褐色系で許容範囲内。
このまま、この人のオデュッセウスで「オデュッセイア」の方も
撮影してくださいませんかね。
結構いいと思うんだけどなー、魔女キルケとか、ナウシカアとの
恋愛の絡みとかさ。

オデュッセウスの髪の色以前に、アキレウスがブラッド・ピッド氏
というのが、個人的に「う?」という感じなのだが。
女装・・・女装できるんですか?というか、彼が女装した場合、
「娘たちの中からアキレウスを見出せなかった、だがしかし・・・」
の、「だがしかし」の前に、
「気付け、オデュッセウス。」と言いたい。
全然、オデュッセウスの機知を示すシーンではなくなる気がする。
まあ、でもなんでもよいのです。彼が出ている映画ということになれば、
日本でも全国ロードショー、長期上映でしょう。
ありがとう、ブラッド。
ブリセイスとディダメイアはどんな人が演じるのだろう?
ヘレネはまだ決まっていないらしいけど。
「そこにいるだけで、全てを許される女」


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