病院のモルグの前にて、それまで一緒に連続殺人事件の 捜査をしていたショーン・ビーン氏に 「いつも心にセオデンを」と言われたところで目がさめた。 なんだったんだ・・・あの夢は。 だがしかし、夢に彼が出てきた理由はわかっている。
わたくしのマクベスを返さんかい、ロイヤル・メール。 という怨念のせいであろう。 ロンドンからスーツケースに入らなくて、送った荷物に、 マクベスと真夏の夜の夢とトールキンの詩集とチョムスキーの本 が、はいっていたのだ。 それが今もって配達されない。何処を彷徨っているのか。
今日は、W.H.Smithで、「To Kill a King」の記事でも載っていないかと 映画雑誌を立ち読みしたが、欠片も載っていなくて、 「王の帰還」の記事があった。もうそんな時期か・・・? フロドー。なんだかもう写真でそんな姿見ただけで、悲しい。
話は微妙に戻ってショーン氏のオデュッセウスは期待しているのだが、 ひとつ髪の色のことが気になっていた。 ボロミア(ファラミアも)の髪の色には思い入れがなかったので、 別にダーク・ブロンドになっていても構わなかったのだが、 オデュッセウスは、黒髪という強固な刷り込みがあったから。 しかし、撮影シーンの写真を見る限り、暗褐色系で許容範囲内。 このまま、この人のオデュッセウスで「オデュッセイア」の方も 撮影してくださいませんかね。 結構いいと思うんだけどなー、魔女キルケとか、ナウシカアとの 恋愛の絡みとかさ。
オデュッセウスの髪の色以前に、アキレウスがブラッド・ピッド氏 というのが、個人的に「う?」という感じなのだが。 女装・・・女装できるんですか?というか、彼が女装した場合、 「娘たちの中からアキレウスを見出せなかった、だがしかし・・・」 の、「だがしかし」の前に、 「気付け、オデュッセウス。」と言いたい。 全然、オデュッセウスの機知を示すシーンではなくなる気がする。 まあ、でもなんでもよいのです。彼が出ている映画ということになれば、 日本でも全国ロードショー、長期上映でしょう。 ありがとう、ブラッド。 ブリセイスとディダメイアはどんな人が演じるのだろう? ヘレネはまだ決まっていないらしいけど。 「そこにいるだけで、全てを許される女」
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