ロンドン出稼ぎ仲間とともに、ダンス・オブ・デスを観てきた。 アンジェラが、「ロンドンにいる間にミュージカルかオペラに行かない?」 というので、 「私、ダンス・オブ・デスという芝居(にでているじいさま)が 観たいんだけど」 といったら、快く一緒に行ってくれたのだ。 結局来られないと言っていたアラスダー(←ショーン・ファン)も 来た。 今日は、席が空いていたらしく、 バルコニーのチケットだったのに、ストールの O列にまわしてくれた。結局、スタンバイよりもお得なかんじだ。
感想は、別枠にかくつもりなのだけれど、とりあえずマクベス夫妻よりも ある意味いっちゃっている夫婦でした。さすがじいさま。 後味がいい話ではないけれど、最後のエドガーの台詞には妙に感動した。 人生ってそんなものなのかもしれない。 ふと、マクベスの「私は血の中へ、かくも深く踏み入れてしまったからには、 渡りきるより仕方あるまい。今更、行くも戻るも道程は、 うんざりすることに変わりはない。」を思い出した。 一応、一緒に行った二人も面白いといってくれたし。 ただ、観光客が観るには余りお勧めしない。 一日楽しく観光して、夜にこんなもの観たらどっと疲れるわ、という感じだ。
ところで、パンフレットに載っている若き日のサー・イアンのマクベスが、 かなりかっこいいと思うのですが。観たかった。無理だけど。 それから、パンフレットについてきた"theatregoer"に、 "the starcatch"というタイトルで、ソニア・フリードマンという人の記事が 載っていた。彼女はアンバサダーシアターの一部門の人で、 「マドンナ、ウッディ・ハレルソン、ショーン・ビーン、そして ジリアン・アンダーソンをウェスト・エンドに連れてきた人」らしい。 つまりカイルの"On an average day"やショーンの"Macbeth"を観られたのは、 多分に、この人のおかげという−。 ありがとうございます、これからも頑張ってください。 それにしても、 "..., a sexy Macbeth with Sean Bean"って、相変わらずセクシーという 枕詞が付くのね、ショーン・ビーン。
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