英国留学生活

2003年04月26日(土) ダンス・オブ・デス

ロンドン出稼ぎ仲間とともに、ダンス・オブ・デスを観てきた。
アンジェラが、「ロンドンにいる間にミュージカルかオペラに行かない?」
というので、
「私、ダンス・オブ・デスという芝居(にでているじいさま)が
観たいんだけど」
といったら、快く一緒に行ってくれたのだ。
結局来られないと言っていたアラスダー(←ショーン・ファン)も
来た。
今日は、席が空いていたらしく、
バルコニーのチケットだったのに、ストールの
O列にまわしてくれた。結局、スタンバイよりもお得なかんじだ。

感想は、別枠にかくつもりなのだけれど、とりあえずマクベス夫妻よりも
ある意味いっちゃっている夫婦でした。さすがじいさま。
後味がいい話ではないけれど、最後のエドガーの台詞には妙に感動した。
人生ってそんなものなのかもしれない。
ふと、マクベスの「私は血の中へ、かくも深く踏み入れてしまったからには、
渡りきるより仕方あるまい。今更、行くも戻るも道程は、
うんざりすることに変わりはない。」を思い出した。
一応、一緒に行った二人も面白いといってくれたし。
ただ、観光客が観るには余りお勧めしない。
一日楽しく観光して、夜にこんなもの観たらどっと疲れるわ、という感じだ。

ところで、パンフレットに載っている若き日のサー・イアンのマクベスが、
かなりかっこいいと思うのですが。観たかった。無理だけど。
それから、パンフレットについてきた"theatregoer"に、
"the starcatch"というタイトルで、ソニア・フリードマンという人の記事が
載っていた。彼女はアンバサダーシアターの一部門の人で、
「マドンナ、ウッディ・ハレルソン、ショーン・ビーン、そして
ジリアン・アンダーソンをウェスト・エンドに連れてきた人」らしい。
つまりカイルの"On an average day"やショーンの"Macbeth"を観られたのは、
多分に、この人のおかげという−。
ありがとうございます、これからも頑張ってください。
それにしても、
"..., a sexy Macbeth with Sean Bean"って、相変わらずセクシーという
枕詞が付くのね、ショーン・ビーン。


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